2005/11/30

儲け話とヘタレな仲間達 『ウェルカム・トゥ・コリンウッド』

本日の映画:ウェルカム・トゥ・コリンウッド 
窃盗罪で服役中のコソ泥・コジモは同じ独房に居合わせた終身刑の囚人からうまい儲け話を譲り受ける。そこで彼は愛人ロザリンドに15,000ドルで自分の身代わりになってくれるチンピラを連れてくるよう頼み込む。ところが思ったように身代わりになってくれるチンピラは見つからず、紹介してもらう度にコジモの儲け話に魅せられたチンピラたちが集まってくる結果に。しまいにはコジモの儲け話を横取りする計画を練るが・・・。監督はアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ、出演はサム・ロックウェル、ウィリアム・H・メイシー、イザイア・ワシントンほか。

『オーシャンズ11』でお馴染みのスティーヴン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーが製作を手がけたクライムコメディ。冴えないチンピラがおいしい儲け話に群がって犯罪計画を練ってはみるものの、その犯罪センスのなさからどうにもこうにもまともに計画が進まないっていう様子をオモシロおかしく描いた作品。『オーシャンズ11』が"クール"で"ゴージャス"と例えるならば、この作品はさしずめ"チープ"で"シニカル"といったところでしょうか。

みどころは作品序盤のコジモの儲け話がどんどん広まり、仲間が増えていくところ。この辺のベタな演出はかなりニヤニヤしちゃいますね。死刑囚から儲け話を譲り受けるっていう設定がなんとも面白いじゃないですか。で、あつまったメンツのヘタレっぷりにまたニヤニヤ。最終的にサム・ロックウェル演じるへなちょこボクサーのところへ行き着くわけですが、彼の飄々とした演技がまたおかしいです。

ただちょっと残念だったのが、いざ計画実行となったあたりから冒頭の勢いがなくなってなんだか惰性でラストまで引っ張られてしまった感が残った点。最後にもう一盛り上がりなにかあるのかな?って多少期待していたので、その点はやや拍子抜けしましたね。あとラストシーンだけ笑えるポイントが少なかったのも残念。できれば最後までニヤーってさせて欲しかったなぁ。
*****作品データ*****
ウェルカム・トゥ・コリンウッド
WELCOME TO COLLINWOOD(2002年/アメリカ)
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
製作:ジョージ・クルーニー、スティーヴン・ソダーバーグ
出演:サム・ロックウェル、ウィリアム・H・メイシー、イザイア・ワシントン、マイケル・ジェッター、
   ルイス・ガスマン、パトリシア・クラークソン
公式サイト:http://www.clydefilms.co.jp/collinwood/
  →この作品をAMAZONで確認

おまけ:ジョージ・クルーニーファンの私としては、彼の名前が出ている作品はたとえ駄作であろうとも一度は最後まで見るというポリシーを持っているのですが、彼が出演する作品が駄作になる確率はかなり高めなので(あくまでも個人的意見ですが)このポリシーを守るのは結構大変です(笑)。ちなみにこの作品は冒頭にも書いたとおり『オーシャンズ11』コンビの製作ってことなのですが、このコンビもかなり曲者。以前レビューした『コンフェッション』や『ソラリス』なんかもこのコンビによるものですが、残念ながらどちらも私にはイマヒトツな作品でした。唯一『エデンより彼方に』は同じ二人が製作を手がけた割には結構面白かったんだけどね。そういった点ではこの作品、それほど駄作でもなく、かといって傑作でもないといういたって普通の出来栄えでした。
posted by クマ at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(1) | ★★☆☆☆



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「ウェルカム・トゥ・コリンウッド」
Excerpt: 服役中のコソ泥コジモ(ルイス・ガスマン)は、終身刑の囚人から大儲けの強盗計画を聞く。 その、ゴロツキどもが“ベリーニ”と呼ぶおいしい計画にすぐに食いついた。彼は、脱獄のために 身代わりの囚人を1500..
Weblog: 心の栄養♪映画と英語のジョーク
Tracked: 2008-08-29 09:47
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