2005/12/01

17歳は多感なお年頃 『17歳の処方箋』

本日の映画:17歳の処方箋 ★★★★☆
厳格で高圧的な母と精神を病んだ父、品行方正な兄に囲まれ育ったイグビー。学校にも家庭にも自分の居場所を見つけられずにいた彼は、学校でなにかとトラブルを起こし退学処分にされてしまう。そんな彼を何とか更生させようと躍起になった母は士官学校へと入学させるがまたもや退学処分となってしまう。そんな時、彼の名づけ親D.Hの仕事を手伝うためにNYへと向かったイグビーはそこで出会った人たちと気ままな放蕩生活を送り始めるが…。監督はバー・スティアーズ、出演はキーラン・カルキン、クレア・デインズほか。

17歳の少年がいろいろなフラストレーションを抱えつつ、傷つきながらも成長していく姿を描いた青春ドラマ。主役のイグビー役のキーラン・カルキンについては後で触れるとして、彼の母親ミミ役にスーザン・サランドン、名付け親D.H役にジェフ・ゴールドブラムっていうかなり豪華なキャスティング。結構地味な印象の強い作品ではあるものの本国アメリカではゴールデン・グローブ賞でノミネートされていたりとかなり評価の高い作品です。

まずこの作品を語る上で忘れちゃならないのが主役のキーラン・カルキンですよね。名前を聞いてピンと来た方も多いとは思いますが、彼、あのホーム・アローンでお馴染みマコーレ・カルキン君の弟です。確かに似てますよね〜。しかも同じ作品で10歳のイグビー役を演じているのは彼の弟ロリー・カルキンだったりと、マコーレー君はすっかりご無沙汰だけどこんなところで兄弟頑張ってるんだなーって変に感心してしまいました。

で、肝心の内容はというと、これがなかなか良くできた作品で、思春期特有のイライラモヤモヤした感じがうまく描かれててとても面白かったです。次々と高校を退学処分にされ家出までした割には、肝心なところで弱気になったり、結局は人(がもってるお金)頼みで結構ヘナチョコ野郎だったり、かと思えばすごーく繊細な部分があったりと多感な精神状態が上手く表現されていると思います。そんな彼の不安定で反抗的な精神状態の原因になっているのが母親のミミ。家族の中では常に絶対の権力を持ち、傲慢で高圧的な態度を取り続けるそんな恐ろしい母親を演じるスーザン・サランドンがまた良い!あの最期のビックリ!な顔に役者魂を感じましたね。
*****作品データ*****
17歳の処方箋
IGBY GOES DOWN(2002年/アメリカ)
監督:バー・スティアーズ
出演:キーラン・カルキン、クレア・デインズ、ジェフ・ゴールドブラム、ジャレッド・ハリス
   アマンダ・ピート、ライアン・フィリップ、ビル・プルマン、スーザン・サランドン
  →この作品をAMAZONで確認

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posted by クマ at 15:59 | Comment(0) | TrackBack(1) | ★★★★☆



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「17歳の処方箋」
Excerpt:  17歳の処方箋 「17歳の処方箋」 ★★★ Igby Goes Down(2002年アメリカ) 監督:バー・スティアーズ キャスト:キーラン・カルキン、クレア・デインズ、ジェフ・ゴー..
Weblog: NUMB
Tracked: 2005-12-13 08:34
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