2008/09/08

『13/ザメッティ』

13/ザメッティ」 ★★★☆☆

13 Tzameti(2005年/フランス/グルジア)
監督・製作・脚本:ゲラ・バブルアニ
出演:ギオルギ・バブルアニ、オーレリアン・ルコワン
   パスカル・ボンガール、オルガ・ルグラン、フィリップ・パッソン


惜しい。非常に惜しい。貧しい生活をおくる青年が勤め先の家主の死がきっかけで集団ロシアンルーレットゲームの参加者となってしまうという話。地味な割にはなかなか見ごたえのある作品だったと思う。集団殺人ゲームという斬新な着想や予測不可能なストーリー展開と否が応でも期待が高まるけれど、結果からいうと★3つどまりといったところ。なにがダメって序盤30分がダメ。やたらと長くやたらと静かでやたらと退屈なのである。あやうく途中で停止ボタンを押すところだったよ。

とはいえ一旦ゲームが始まってしまえば圧倒的な緊張感に退屈さも一気に吹き飛んでしまう。13人が輪になり銃を手に電球を見つめるその異様な光景。ピリピリと張り詰める緊張感。まさに限界ギリギリ。思わず息するのも忘れてしまいそうなくらい画面を見入ってしまうこと必至。生きるか死ぬかの瀬戸際を一度ならず勝者が決まるまで何度も繰り返すなんて、もう頭がどうにかなっちゃいそう。

さらに興味を引いたのが参加者を13人と複数にしたことによって発生した「タイミング」という生き残り要素。単に銃弾が発射されるかどうかだけではなく引き金を引くタイミングでも生き残る場合が出てくるところは面白くもありまた恐ろしくもある。ためらい=死。回を重ねる毎に表情が無くなり、無感情のまま引き金を引く主人公の様子がとても不気味で印象的だった。

ちなみにタイトルの“ザメッティ”とは数字の13を意味するグルジア語とのこと。既にハリウッドでのリメイクが決定しているとのことなので、上手い具合にリメイクされることを祈る!

 →amazon 13/ザメッティ
 →eiga.com 13/ザメッティ
 →allcinema 13/ザメッティ

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posted by クマ at 21:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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