2005/12/20

アクションは凄かったけど、ストーリーは… 『グリーン・デスティニー』

本日の映画:グリーン・デスティニー ★★☆☆☆ 
名剣“グリーン・デスティニー”(碧名剣)の使い手リ−・ム−バイは、女弟子のユー・シューリンに“グリーン・デスティニー”を北京のティエ氏に届けるよう頼む。剣を無事ティエ氏に渡したものの、その晩賊が忍び込み、グリーン・デスティニーは盗まれてしまう。賊の後を追ったユーはあと少しというところでとり逃してしまうものの、正体がユィ長官の娘イェンであることに気づく。監督はアン・リー。出演はチョウ・ユンファ、ミシェル・ヨー、チャン・ツィイーほか。

第73回アカデミー賞で4部門受賞した作品。今最も勢いのある女優チャン・ツィイーが出てるってことでちょうど地上波で放送しているところを鑑賞してみました。先日観た『初恋のきた道』から比べると、より洗練され美しさに磨きがかかったように感じますね。ただ、もの凄くわがままでイヤーな役なんです(笑)。そんなチャン・ツィイーよりもさらに凛とした美しさを放っていたのがユー・シューリン役のミシェル・ヨ−。ちなみにこの二人、現在上映中の『SAYURI』でも競演してます。公式サイトのミシェルはこの作品とは全く雰囲気違ってますけど、とても美しいです。

みどころはなんといっても『マトリックス』シリーズを手がけたことでも有名なユエン・ウ−ピンが監督したワイヤーアクションの数々。冒頭から繰り広げられるチャン・ツィイーとミシェル・ヨ−の逃走劇からして、そのスピード感溢れる格闘シーンと優雅な跳躍シーンは思わず画面に釘付けになってしまいます(足をバタつかせ空中を走っているようにみせる部分はさすがにわざとらしくてやや萎えますが)。アジア映画(というより中国か?)ならではのしなやかな身のこなしや見事な剣さばきも見応えあり。ただ後半になってくるとさすがに多少くどく感じてしまうところもあります。が、それでもやっぱり見事としか言いようがないですね。

少し残念だったのはストーリー展開が妙に中途半端だったところ。この作品ではリーとユー、そしてイェンとローという二組の恋の行方も描かれているのですが、どちらもサブストーリー的な扱いで中途半端。人物描写も不完全で、なぜイェンがあれほど気性激しく暴れなくてはいけないのかという理由も説明が足りてないし、冷静に考えて見ると結局のところ何をどうしたいのかがよく判らなかったっていうのが正直なところ。どうも派手なアクションと美しい映像にのまれて押し切られたって感じかな。まぁ、含みを持たせたラストシーンは悪くは無いと思いますけどね。
*****作品データ*****
グリーン・デスティニー
CROUCHING TIGER, HIDDEN DRAGON/臥虎藏龍(2000年/アメリカ・中国)
監督:アン・リー
アクション監督:ユエン・ウーピン
出演:チョウ・ユンファ、ミシェル・ヨー、チャン・ツィイー、チャン・チェン
公式サイト:http://www.sonypictures.jp/archive/movie/greendestiny/
  →この作品をAMAZONで確認
posted by クマ at 16:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★☆☆☆



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