2008/10/29

『昼顔』

昼顔」 ★★★☆☆

BELLE DE JOUR (1967年/フランス)
監督:ルイス・ブニュエル
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・ソレル、ミシェル・ピコリ
   ジュヌヴィエーヴ・パージュ、ピエール・クレマンティ

恵まれた生活を送る若妻が自分の奥底に潜む欲望にこらえきれず昼間の間だけ娼婦となり欲望を果たすようになるというストーリー(ここだけ読むとなんかAV作品みたいw)。夜は貞淑な妻、昼は娼婦という二重生活を送る若く美しい人妻役をカトリーヌ・ドヌーヴが熱演。性の解放が著しい今となってはそれほどでもないけれど、当時はかなり衝撃的な作品だったんだろうなぁ。ドヌーヴの美しさも半端じゃないし、話題になるのもなるほど納得です。

冒頭からドヌーヴ演じるセブリーヌの妄想全開。他人の妄想ってある意味コメディに通じるものがあるような気がするんだけどどうだろう(内容にもよるか)。セブリーヌの妄想もあまりにも判りやすくステレオタイプなものばっかりで思わず苦笑。ただし所々に挿入される幼い頃の彼女の記憶が現在の彼女の行動に影を落としているかと思うと素直に笑えないっていうのも事実。

その後の展開については容易に察しがついてしまうけれど、それでもいつ誰にばれるか判らないという緊張感と裏腹に自分の欲望に対して貪欲にそして大胆になっていくセブリーヌの姿にはのめり込まずにはいられなかった。幻想と現実が入り混じった作りになっているだけに解釈に苦しむところもあるけれど(特にラストなんかはいろんな見方ができそう)、罪悪感を感じながらも自分を抑えられないという彼女の気持ちもわからなくも無いなぁなんて思ってみたり。

そんななか、偶然(必然?)娼館へやってきたユッソンがセブリーヌに向かって言った貞淑な彼女には惹かれていたが今の彼女には惹かれないっていう台詞がやけに印象的。これが男の深層心理ってヤツでしょうか。

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posted by クマ at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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