2008/12/26

『人のセックスを笑うな』

人のセックスを笑うな」 ★★★★☆

人のセックスを笑うな (2008年/日本)
監督:井口奈己
出演:永作博美、松山ケンイチ、蒼井優
   忍成修吾、あがた森魚、温水洋一
原作:山崎ナオコーラ 『人のセックスを笑うな
公式サイト:http://hitoseku.com/

好きだなぁ、こういうゆるい雰囲気。兎にも角にも永作博美のキャラが秀逸。本気なんだか冗談なんだか真面目なんだか不真面目なんだかよくわからないっていうつかみ所のないキャラクターがいい(しかも若くないってところが好感持てる)。相手役は松山ケンイチ。私の中では「デス・ノート」や「デトロイト・メタル・シティ」なんかのコッテコテなキャラクターを演じているイメージしかなかったんだけど(貧弱でスマン)、こういう自然体の演技も悪くないなぁと思った。程よく力の抜けた二人の演技を見ているとなんだか穏やかな気分になってくるから不思議。

全体的にゆるゆると流れるままに〜みたいなノリの作品なんだけど、それだけに印象的だったのが二人の関係の転換点となるモデルのエピソード。ウレシハズカシって感じの雰囲気が上手く描けてて見ているこっちがこそばゆい。ハッピーでもバッドでもないラストもバックに流れるポップな音楽も、ゆるゆるな作品とマッチしてていい感じ。

映画があんまりいい感じだったのでその後原作も読んでみた(笑)。人物設定もストーリーも映画とはちょっと異なってたけど、世界観というか空気というか作品から感じるオーラみたいなものが映画も小説もまったく同じで驚いた。これって結構珍しいと思う。小説のほうは第41回の文藝賞を受賞しているんだけど、全く堅苦しくないしページ数も少ないのでサクッと読めちゃいます。映画の雰囲気が嫌いじゃなければ小説も楽しめるんじゃないかと思います。是非合わせてどうぞ。

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posted by クマ at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



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