2009/02/24

『こわれゆく世界の中で』

こわれゆく世界の中で」 ★★★★☆

BREAKING AND ENTERING (2006年/アメリカ)
監督:アンソニー・ミンゲラ
出演:ジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ
   ロビン・ライト・ペン、マーティン・フリーマン
   レイ・ウィンストン
公式サイト:http://www.movies.co.jp/breakingandentering/

見終わった後もなんだか寂しさの残る作品だった。出てくる人が皆一様に繊細で寂しそう。誰もかれも傷つきたくなくてお互いを見てはいるんだけど視線が噛み合っていないって感じ。むしろ見るのを意識的に拒んでいるような…。お互いを思いやる優しさももちろん大事だけど、もう少し自分の気持ちを伝えようとする意思と余裕があったらもっと上手くいくんじゃないかなぁと思いながら見てました。

印象的だったのは2人の母親の姿。特にジュリエット・ビノシュの演技が秀逸で参った。覚悟を決めた時の表情といい、会わずに立ち去ろうとするラストといい、何気ない表情仕草に彼女の思いが滲み出ているようで目が釘付けになった。

監督は「イングリッシュ・ペイシェント」「コールド・マウンテン」のアンソニー・ミンゲラ。2008年3月にがん手術後の合併症により、54歳の若さで急死。この作品が遺作となりました。

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posted by クマ at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



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