2009/03/10

『汚れた血』

汚れた血」 ★★★☆☆

MAUVAIS SANG (1986年/フランス)
監督:レオス・カラックス
出演:ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ
   ミシェル・ピッコリ、ジュリー・デルピー

映像が独特。色使い?カメラワーク?うーん…。別に何がどうっていうわけじゃないんだけどやけに引っかかるものがあるっていうかなんというか。それがひとつの作品としてまとまるとこんな感じになるのね、っていう驚きとはちょっと違う発見に近いような感覚を覚えた作品。いやあ不思議不思議。

登場人物たちもそれぞれに個性的で印象深い。登場する男と女、それぞれが相対するキャラクターになっているところも面白いと思う。特に追いかけられる女と追いかける女という正反対の女性像が印象に残ってる。キャラクターとしては主人公のアレックスの存在もなかなかインパクトが強かったけど、個人的にはふわふわと現実感の伴わないいアンナの存在が印象的だったかな。マルクの枯れた魅力も結構いい感じでしたが。

使われている音楽がこれまた独特で個人的にはかなりツボ(唐突に流れるデヴィッド・ボウイとか)。未来なのか過去なのか釈然としない時代設定(未知の病気が蔓延してるって事は未来なんだろうなぁとは思うけど)や、ご都合主義的な強引なストーリー展開(金庫破りや捕り物劇)と突っ込むべきところは多々あるけれど、あのラストシーンですべて納得させられてしまうから不思議。

ストーリーとは直接関係無いけれど、喫煙シーン満載で元喫煙者としては非常に参った。こういう状況での一服って旨いんだよねぇーとか、なにはともあれとりあえず一服してから…ってそうそう解る解る(笑)。とまぁこんな具合。そんなの見てたらまた吸いたくなるじゃない(苦笑)。そういった意味では禁煙進行中の方にはなかなか厳しい作品かも知れませんのでご注意を。

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posted by クマ at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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