2009/03/12

『卒業』

卒業」 ★★★☆☆

THE GRADUATE (1967年/アメリカ)
監督:マイク・ニコルズ
出演:ダスティン・ホフマン、キャサリン・ロス
   アン・バンクロフト、マーレイ・ハミルトン

実は初見。有名なラストシーンの印象からベタな恋愛劇だと勝手に思いこんでいたんだけど、母娘との三角関係というあまりにも昼メロ調な内容に驚かされた。特に前半部分の迫る熟女とうろたえる青年という構図は強烈。気だるそうなアン・バンクロフトの余裕たっぷりで存在感のある演技も素晴らしかったのですが、それよりなによりダスティン・ホフマンの青臭い演技が非常に印象的でした。「こんなことは日常茶飯事さ」的に虚勢を張るシーンや、関係に慣れるにしたがって徐々に横柄になっていくところなど良い感じで憎たらしかったです。

見所はやはりラストの二人の表情。バスに飛び乗った直後は興奮冷めやらぬといった感じでとても幸せそうな顔をしているものの、興奮が収まってくると同時に徐々に不安げな表情に変わっていくのが印象的。特にエレーンの希望と不安が入り混じった戸惑いっぷりは非常にリアル。オープンカーに幌を被せてまで会話を続けようとするシーンとはあまりにも対照的。その後二人は上手くいったんでしょうか(個人的には無理だと思うのですが・・・)。

ブログランキング参加中。気に入って頂けましたらClickお願いします→
posted by クマ at 22:00 | Comment(2) | TrackBack(1) | ★★★☆☆



前後の記事へリンク
この記事へのコメント
去年、原作本の続編が出まして、まだ読んでないんですが、エレーンとベンのその後が書かれているようです。二人はあの後結婚して二人の子供にも恵まれたが、教育に関して一般社会との軋轢が生じ・・・というような内容のようです。ミセス・ロビンソンも登場します。

当方の記事、TBしましたが、未配達のようです。思い出深い映画ですので、連載記事になりました^^
Posted by 十瑠 at 2009年03月14日 08:46
十瑠さん こんばんは。
なんと続編が出たんですね!しかも2人は結婚したと聞いてかなり驚いてます。
てっきり上手くいかないもんだと思ってたので(苦笑)。
機会があったら是非読んでみたいです。もちろんこの映画の原作と合わせて。

そういえば、どこかの車のCMでこの映画をパロディした内容のものがあったと聞いたのですがご存知ですか?なかなかウェットに富んだ内容だったらしいのです。
たしかアウディだったような気がするのですが…。
Posted by クマ at 2009年03月16日 22:48
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL


六月なので、「卒業」再見 ?
Excerpt:  六月ということで、1967年のマイク・ニコルズ監督作「卒業」、久しぶりに観てみました。
Weblog: テアトル十瑠
Tracked: 2009-03-14 08:36