「クレイマー、クレイマー」 ★★★★★KRAMER VS. KRAMER (1979年/アメリカ)
監督:ロバート・ベントン
出演:ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ
ジャスティン・ヘンリー、ジョージ・コー
ジェーン・アレクサンダー
いい映画だなぁ。
以前見たときも確かに泣けたけど親になって泣ける度合いが格段に増したように思う。憎たらしいとか悔しいとか哀しいとかそういう感情も確かにあるんだけど、なんていうかそういう感情とは別の次元の「親」独特の感性に容赦なくビシバシ響いてくる、そうそんな感じ。子供のために生活スタイルを変えプライドを捨てたテッドの姿にも子供の幸せを考え主張を取り下げる決意をしたジョアンナの姿にもどちらも心打たれた。子供にとって両親の離婚とは不幸でしかないんだよなぁ、そういう状況に陥らないよう最大限の努力をしないとな、と改めて思った次第。
この作品で印象的なのはフレンチトースト。「クレイマー、クレイマー」といえばやっぱりフレンチトーストだよね(そういえばこの作品でフレンチトーストっていう物を初めて知ったんだったなぁ)。特に終盤のシーンからは二人の成長や別れの寂しさ、そして父と子の絆みたいなものが画面から滲み出てて思わずもらい泣きしてしまった。テッドが裁判で語る「二人で作り上げた生活」を見事に描ききっていると思う。個人的には父親を振り切って母親のもとに駆けていく公園での再会シーンが切なくて印象に残ってます。
ちなみに第52回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、助演女優賞、監督賞を受賞。納得。
私的メモ:印象的なあの曲はヴィヴァルディの「マンドリン協奏曲ハ長調RV425」。
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