2009/08/31

『いのちの食べかた』

いのちの食べかた」 ★★★☆☆

Unser Taglich Brot (2005年/ドイツ・オーストリア)
監督 : ニコラウス・ゲイハルター
公式サイト:http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/

私たちが日々大量消費しつづける食物が、どこでどうやって生産され加工されているのかをありのままに映し出したドキュメンタリー作品。台詞が一切無いだけに途中緊張感が途切れる場面もあったけど、次々と映し出される映像に意識が集中できる点は良かったと思う。内容はあくまでも予想通り。それ以上でもそれ以下でもなかったと思う。問題提起してくるような部類の作品ではないけれど、映像が映像なので、グロ系映像がダメな人はやめといた方が無難かも。

一番の見せ場(というのもどうかと思うけど)はやはり食肉加工シーンでしょうね。牛や豚がオートメーション化された工場でみるみるうちに「お肉」に解体されていく風景。食欲が失せるくらいショックを受けるかと思っていたわりには、やけに冷静に眺めている自分がいて、そちらの方がむしろ驚いた。でも実際に解体現場を目の当たりにしたらやっぱり食べられなくなるんだろうなぁ。お肉大好きだから、そういう事態には極力なりたくないんだけど。

逆に印象的だったのは鶏の生産風景。人間がなにか選別しながら無造作に出荷用のボックスにひよこを入れるんだけど、何も知らない私は雌雄の選別をしているのかと思ってた。が、ホントの所は死んだひよこを選り分けてたってことらしい。その後出てくる採卵ゲージ(っていうのか?)や鶏小屋を巡回している人間も、やはり死骸を回収すべく見回っているんだとか。その人たちの生き物を扱っているとは到底思えないような無表情さが怖かったです。回収するのに掃除機使うところにも驚きました。山盛りのひよこは可愛かったですけど、やはりなんだか複雑です。

見終わってからお肉食べられなくなったってことはなかったけど、食べ物を粗末にしないようにとは思いました。

予告編はこちらは↓


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posted by クマ at 18:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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