2009/09/02

『ウェイトレス 〜おいしい人生のつくりかた』

ウェイトレス 〜おいしい人生のつくりかた」 ★★★★☆

WAITRESS (2006年/アメリカ)
監督:エイドリアン・シェリー
出演:ケリー・ラッセル、ネイサン・フィリオン
   シェリル・ハインズ、エイドリアン・シェリー
   ジェレミー・シスト、アンディ・グリフィス
公式サイト:http://movies.foxjapan.com/waitress/

女性賛歌。傍若無人な旦那に逆らえないパイ焼き名人の主婦の物語。「不倫でアール(夫)に殺されるパイ」だの「惨めな妊娠と自己憐憫パイ」など自分に降りかかった出来事をパイのレシピとして消化していくところがユニーク(食品とは思えないようなカラフルな外見と見るからに油分糖分過多なレシピには、さすがに食欲沸かないけどw)。基本的には真面目な作品なんだけど、唐突に不自然な笑顔のまま固まってしまったり、かと思えばいきなり産婦人科医に襲いかかってみたりと、ところどころにヘンテコな演出が挿入されてるのが面白い。見た目の可愛らしさに反して、豊かでユーモラスな表情が印象的。

夫の理不尽な仕打ちに彼女はどこで反旗を翻すのか、というのがこの作品最大のみどころかと。いまかいまかと待ちわびていただけに、あの冷徹なキレっぷりは痛快でした。個人的にはダイナーのオーナーであるジョーの存在がツボ。年寄りの年寄りにしか出来ないおせっかいって感じの会話が印象的だったなぁ。ドーンの結婚式での「君の将来を夢見ただけ。私の夢は終わった。」っていうような台詞が特に切なかった。

ちなみに、ドーン役としても出演していた監督のエイドリアン・シェリーは本作完成後に他界されたとのこと。好みの作風だったので非常に残念です。

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posted by クマ at 14:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



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