2009/09/04

『厨房で逢いましょう』

厨房で逢いましょう」 ★★★★☆
EDEN (2006年/ドイツ・スイス)
監督:ミヒャエル・ホーフマン
出演:ヨーゼフ・オステンドルフ、シャルロット・ロシュ
   デーヴィト・シュトリーゾフ、マックス・リュートリンガー

料理だけの人生を送ってきた天才シェフと彼の料理の虜となってしまった平凡な主婦の物語。彼の作る料理は“エロチック・キュイジーヌ(官能料理)”と呼ばれ食通たちにも絶賛されているという設定。冒頭いきなり鴨の毛を毟っている画が出てきたりとかなり強烈な印象だっただけに、出てくる料理には結構期待していたんだけど、残念ながら「それほどでも…」といった見た目でばかりで肩透かしを食らった気分。

逆に印象的だったのはエデンとその娘の食事風景。“おいしいもの”を食べた時の反応がとても率直で、見た目のイマイチ感を払拭するほどのインパクトがあったと思う。最後の一口をためらってみたり、お皿に残ったソースをしつこくこそいでみたりと、食べ終わってしまうのがどうにも勿体無くて名残惜しいっていう心情が上手く描けてたと思う。顔をソースだらけにしながら食事を頬張る娘の無邪気な姿もとても微笑ましかったしね。

二人の出会いから食事会を重ねていく中盤辺りまではストーリー的にも映像的にもちょっと異色な感じがして面白かったんだけど、旦那が出張ってきた辺りからなぜか一転昼メロ調に。その後の強引な展開と予定調和なラストもちょっと頂けなかったかなぁ(ウェイターのエピソードはありだと思うけど)。エデンの独りよがりで思わせぶりな態度は言わずもがな、といったところ。全体的な完成度としてはイマイチなんだけど、食事風景があまりにも秀逸だったので個人的には★4つ(笑)。

今Amazon見たらDVDのジャケットがえらく爽やかでかなりびっくり。私が本編から受けた印象とは正反対の色使いで違和感あり過ぎです(笑)。

◆美食映画つながりで
 →『幸せのレシピ』 ★★★☆☆
 →『マーサの幸せのレシピ』 ★★★★☆

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posted by クマ at 02:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



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