2009/09/29

『ザ・フォール/落下の王国』

ザ・フォール/落下の王国」 ★★★★★

The Fall (2006年/インド・イギリス・アメリカ)
監督:ターセム
出演:リー・ペイス、カティンカ・ウンタルー
   ジャスティン・ワデル、ダニエル・カルタジローン
   レオ・ビル、マーカス・ウェズリー
公式サイト:http://www.rakka-movie.com/

美しい映像に思わずため息。世の中に絶望した自殺願望を持つスタントマンと少女との不思議な物語。少女に頼み事を聞いてもらうためにおとぎ話を作り出すが、その話がきっかけで二人の人生が変わる、といった内容。いつもどおり前知識ナシで鑑賞したため、唐突感のある冒頭部分こそ「いったい何の話?」と頭が?マークになりましたが(とはいっても、美しい映像に気をとられてあまり気にはならなかったんですけど)、設定が読めてくるころには、その独特の世界観にどっぷりと浸ってしまってました。あの映像美はため息モノですな。

この作品、CGをほとんど使っていないんだとか。その話を聞いてまずビックリ。そして、実際に世界20カ国以上をまわり、世界遺産でロケを行ったと聞き更にビックリ。冒頭、象が泳ぐシーンも実写と聞き、またまたビックリ。とまぁビックリしまくりの作品でした(笑)。次々と映し出される息を呑むほどの美しい映像と、石岡瑛子が手がけたという鮮やかな衣装とのコントラストがなんとも素晴らしい。美しいと形容された作品も結構見てきたけど、この作品は群を抜いて凄い。映像を見ているだけでも十分楽しめます。ハイ。監督の映像センスに脱帽。

特に印象的だったのは奥さんを幽閉したくだりのインド人の苦悩の横顔と、終盤オウディアス総督のもとへと向かう途中、敵に捕まった霊者の口から鳥が羽ばたくシーン。特に後者は、残酷的な美しさにただただ圧倒された。映像を見ているだけで切なくて泣きそうになったのは久しぶりのこと。いやぁ、いいモノ見せてもらったなぁ。

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posted by クマ at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★★



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