2009/10/14

『闇の子供たち』

闇の子供たち」 ★★☆☆☆

闇の子供たち (2008年/日本)
監督:阪本順治
原作:梁石日
出演:江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡
   佐藤浩市、プラパドン・スワンバーン
   プライマー・ラッチャタ、豊原功補
公式サイト:http://www.yami-kodomo.jp/

タイで行われている臓器売買を取材する新聞記者と、めぐまれない子供達の力になりたいNGO職員の姿を通して、人身売買、幼児売春といった問題を描いた作品。かなりショッキングな内容。特に幼い子供を持つ親にはかなりこたえる内容だと思うので、鑑賞の際には注意が必要かと思います。問題提起という意味ではこれほど優れているものはないとは思うけど、ラストのあの展開があまりにもお粗末で、映画としては★2つどまりといったところ。

印象的だったのは宮崎あおい。彼女の熱演ぶりは素晴らしく、江口との出会いから移植患者家族への接触まで、誰もがその「青臭い」演技に嫌悪感を感じずにはいられなかったと思う。特に移植患者家族に詰め寄るシーンでは、そのあまりの浅はかさに怒りすら覚えました(同様に家族側の身勝手な言い分にも怒りを覚えましたが)。でも終わってみれば、誰一人助けられなかった江口らに対し、自ら体を張った「青臭い」宮崎は多くの子供達を助けることに成功したわけで、これはもう皮肉としか言いようがないかと。より多くの人たちを救うため一人を切り捨てる、といった江口ら大人の理論は決して間違いではないけれど、助けが来るのを悠長に待てるほど余裕なんか無い、つまり現実はそういうことなのかもしれないな、と。

ちなみに原作はもっとドギツイらしく、某書評サイトでは劇薬指定されてました。怖いもの見たさで読んで見たい気もするけど、やっぱり止めといた方がいいかな〜…。

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posted by クマ at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★☆☆☆



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