2006/02/09

『月とキャベツ』 ★★☆☆☆

山崎まさよしの弾き語りシーンは一見の価値あり


本日の映画は『月とキャベツ』。シンガーソングライター山崎まさよし主演のファンタジー作品です。曲が作れなくなったミュージシャンと偶然出会った一人の少女との不思議な交流を描いた作品。映画としては可もなく不可もなくといった感じの作品ですが、山崎まさよしが主題歌「One more time,One more chance」を弾き語るシーンが抜群に良いので、そのシーンを観るためだけにこの作品を鑑賞したとしても損はしないかも。そのシーンがあまりにも際立っているので映画っていうよりは「One more time,One more chance」のための手の込んだプロモーション作品っていわれても違和感ないくらい(少々意地悪な見方ですが)。

ストーリーは曲が作れなくなり都会を離れ人里離れた山奥でキャベツを育てながら一人暮らすシンガーソングライター花火が火花と名乗る少女と出会うことから始まります。その後花火が暮らす廃校に火花が転がりこみ、奇妙な共同生活が始まります。やがて花火は彼の曲に合わせて踊りたいという火花の希望を汲み取って彼女の為に曲を創り始めます。曲が出来上がっていくのと同時に二人の間にも愛情が芽生えるのですが…。監督は篠原哲雄。出演は山崎まさよし、真田麻垂美ほか。

冒頭にも書きましたが、この作品で一番印象的なのは山崎まさよしの弾き語りシーン。プロのミュージシャンである本人が作って本人が歌ってるんだから上手いのはあたりまえなんですけど、上手いのは歌だけじゃないんですよ。素なんだか演じてるんだかわからないですが、妙に力の抜けた自然な演技がすごくいいんです。コレ、結構驚きました。特に二人が一緒にピアノを弾くシーン、プロの俳優にも負けないくらい雰囲気が出ててとても印象的。年齢不詳な彼独特の不思議な雰囲気がこの作品とよくマッチしててなんともいえない味わいを醸し出してる、そんな感じがします。

ちなみに彼、デビューは1995年でこの作品で登場した「月明かりに照らされて」がデビュー曲とのこと。ということは今年でデビュー10周年なんだ。結構長いな。彼の曲は一時期、そうSMAPに「セロリ」を提供したあたりに集中的に聞いていた時期があるのですが、この作品の主題歌の「One more time,〜」から受ける第一印象とは違ったある種異質な独特の世界観がおもしろくて結構気に入っていた覚えがあります。今考えるとこのアルバムとか良く聞いてたんですが結構豪華なラインナップですよね。「One more time,〜」も入ってるし。

とまぁ山崎まさよしのほうは歌良し演技良しと文句のつけようがないのですが、火花演じる真田麻垂美のほうがちょっと、ね。まずあまり可愛らしさを感じない点がどうも良くないです。繊細な雰囲気は悪くはないんですけど。そして踊りがまたイマイチ。何が良くないのかなぁ〜っていろいろと考えた挙句なんとなく思ったのが、首。首がちょっと短くないですか?バレリーナでも何でも身体で表現する人って首がスラーっとしてるじゃないですか。それに比べてこの方、短いっていうか伸びてないっていうか。この辺をもうちょっと直してくれるとグンと良くなるような気がするんですけどね。
*****作品データ*****
月とキャベツ(1996年/日本)
監督:篠原哲雄
出演:山崎まさよし、真田麻垂美、鶴見辰吾、ダンカン、中村久美
  →この作品をAMAZONで確認
山崎まさよしの公式サイトYAMAZAKI MASAYOSHI OFFICIAL WEB SITEも合わせてご覧になってみてくださいね。
posted by クマ at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★☆☆☆



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