2006/02/10

『隣人は静かに笑う』 ★★★★☆

さすがにこのラストだけは想像がつかなかった。


本日の映画は『隣人は静かに笑う』。前々から目をつけていたサスペンススリラー作品。レンタルしようかどうか迷っていたところ、運良く地上波で放送されるというのですかさずチェック!前半こそ少々だるさを感じるありがちな展開ではありますが、中盤以降は一気に加速、グイグイとストーリーに引き込まれます。そして想像を超えた衝撃の結末!期待を裏切らない計算されつくした緻密なストーリはまさに圧巻。

ストーリーは閑静な住宅街で主人公ファラデーが酷い火傷を負って道の真ん中を歩いていた隣人オリバーの息子を助けるところから始まります。ポタポタとふらつく子供の足元に血が滴る映像に否が応でも釘付けになります。そして病院で看護婦に子供の名前を聞かれ隣人の名前すら知らないという事実に気付くファラデー。事件がきっかけでオリバー一家との交流が始まりますが、次第に彼らの話の中に不自然さを感じ気になり始めたファラデーは、一人オリバーの素性について調べ始めるといった内容です。監督はマーク・ペリントン。出演はジェフ・ブリッジス、ティム・ロビンスほか。

ストーリーが秀逸なのは既に述べたとおりですが、隣人に扮するティム・ロビンスが意味深で不気味なタイトルどおり影のある怪しい人物を上手く演じているのが印象的です。『ミスティック・リバー』やら『CODE46』、『ショーシャンクの空に』などなど、なに考えてるか良くわかんないっていう役をやらせたらこの人の右に出る人はいないんじゃないかって感じがします。そのくらいはまり役。一方主人公のファラデーを演じるジェフ・ブリッジスはというと、可もなく不可もなくって感じかな。個人的には大好きな映画の一つである『恋のゆくえ 〜ファビュラス・ベイカー・ボーイズ〜』でのイメージが大きいのでそれほど悪いイメージはもってないのですが、彼が主役ってことでどうもB級映画っぽく感じてしまうっていうのも正直なところ。俳優が違っていたらもっとメジャーな作品になってたかもと思うと少し残念な気がしますね。

でもってやっぱり外せないのは衝撃のラストシーンですよね。ストーリーを先読みするのは結構得意な方ですが、今回はまったく予測不可能でしたね。見事に騙されました(笑)。このラストについては賛否両論あるようなのですが、個人的には「アリ」です。むしろ映画としてはかなり好きなエンディング。ヘタにまとめるよりもこういった思い切りの良いラストのほうが強く印象に残りますからね。観終わった後に恐怖を感じる作品っていうのも久々に観ました。オススメです。
*****作品データ*****
隣人は静かに笑う
ARLINGTON ROAD(1999年/アメリカ)
監督:マーク・ペリントン
出演:ジェフ・ブリッジス、ティム・ロビンス、ジョーン・キューザック、ホープ・デイヴィス
  →この作品をAMAZONで確認
posted by クマ at 16:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



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