「二十日鼠と人間」 ★★★☆☆Of Mice and Men (1992年/アメリカ)
監督 : ゲーリー・シニーズ
原作:ジョン・スタインベック 『ハツカネズミと人間』
出演:ゲーリー・シニーズ、ジョン・マルコヴィッチ
レイ・ウォルストン、シェリリン・フェン
ケイシー・シーマスコ
1930年のカリフォルニアを舞台に対照的な二人の労働者の夢と現実を描いた作品。農場を渡り歩く二人の青年、小柄で頭の切れるジョージと体も大きく力も強いが精神薄弱であるレニー。ジョージがレニーをフォローする形で何とか上手くやってきたものの、些細な出来事から悲しい結末へと至ってしまう。その結末もさることながら、冷酷そうなゲイリー・シニーズ(CSI NYの影響が多分にあるかと思われる)が時折見せる慈悲深い表情に悲哀を感じました。
印象的だったのはキャンディの犬のエピソード。彼らの利己的な考え方に嫌悪感を感じずにはいられなかったし、その後のキャンディの台詞が印象的。そしてこの台詞は後にジョージがとったあの行動へと繋がるわけですが、果たしてあの選択が正しかったのかどうか。私にはどうしても正しかったとは思えないんだよなぁ。人間生きてりゃなんとかなるさ、とどうしても思いたいのですけれども。
ちなみに、スティーブン・キング作「グリーン・マイル」はこの作品の原作にかなり影響されているのだとか。たしかにレニーとコーフィー、カーリーとパーシーなど、登場人物のシンクロ率は高いような気がします。興味のある方は是非見比べて見てください。
グリーンマイルの感想はコチラから→『グリーンマイル』。
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