2009/11/13

『まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響』

まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響」 ★★★★☆
The Effect of Gamma Rays on Man-in-the-Moon Marigolds (1972年/アメリカ)
監督・製作:ポール・ニューマン
出演:ジョアン・ウッドワード、ネル・ポッツ
   ロバータ・ウォーラック、ジュディス・ラウリー
   デヴィッド・スピルバーグ

意味深なタイトルに惹かれて鑑賞。ダメ母とその二人の娘の生活ぶりを描いた作品。次女が科学フェア出展のため、ガンマ線照射で遺伝子操作した“まだらキンセンカ”の生育を観察しているんだけど、その発表内容と3人の関係がシンクロしている部分が興味深い。さしずめ次女はガンマ線に多く晒され突然変異した種というところでしょうか。ラストの達観したような次女の表情がとても印象的です。

基本的にダメ人間は嫌いじゃないけど、この作品にでてくる母親は何事にも有害すぎて頂けない。自堕落というよりは病気という感じがしなくもないけれど、言葉の端々からあふれ出す悪意に満ちたセリフにこちらも気分が悪くなる。この悪意をガンマ線に例えるセンスが凄い(笑)。あと居候のお婆ちゃんの無害ぶりも対照的で面白いと思った。

ちなみに監督は昨年亡くなったポール・ニューマンとのこと。母親役のジョアン・ウッドワードはこの映画で1973年のカンヌ映画祭で女優賞を受賞。納得。

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posted by クマ at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



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