2009/12/07

『ノーカントリー』

ノーカントリー」 ★★★★☆
NO CONTRY FOR OLD MAN (2007年/アメリカ)
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
原作:コーマック・マッカーシー 『血と暴力の国
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム
   ジョシュ・ブローリン、ウディ・ハレルソン
   ギャレット・ディラハント、ケリー・マクドナルド
公式サイト:http://www.nocountry.jp/

大金を巡る逃走劇。偶然麻薬取引がらみの大金を見つけ、持ち逃げした男を、殺し屋が執拗に追いかけるっていう話なんだけど、兎にも角にもハビエル・バルデム扮する殺し屋シガーがあまりにも強烈すぎて参った。コレだけキャラ立ちした人物は久しぶりかも。

見どころは何といっても殺し屋シガー。冒頭の脱走シーンからして度肝を抜かれました。殺人の凶器として圧縮酸素を使うという手口も、そしてあの精彩を失った死んだような目つきも、その野暮ったいヘアスタイルも、何もかもが強烈。無表情で人を殺したり、店員を訳わかんない内容で質問攻めにしたり、怪我した自分の身体を治療したりと、不気味なエピソードも満載です。ここ10年くらいではトップのキャラクターでしょうね。間違いなく。

とまあ、ハビエル・バルデムの切れた演技だけでもかなり見ごたえありなのですが、実は物語的にも非常に奥深い作品だった模様。なんで伝聞推量形なのかというと、のっけから邦題からの印象で悪をテーマにした作品と思いこむという間違いを犯してしまい、かつハビエル・バルデムの強烈キャラに完全にノックアウトされ、ストーリーの深読みまで気が回らなかったから。鑑賞中も多少引っ掛かる部分はあったけど、正直それどころじゃなかったです(笑)。鑑賞後色々なサイトを廻り歩き、原題に託された意味と“トミー・リー・ジョーンズ”の存在意義というものに気づいた次第。ちなみに原題は「NO CONTRY FOR OLD MAN」です。

ブログランキング参加中。気に入って頂けましたらClickお願いします→
posted by クマ at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



前後の記事へリンク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/134980907
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。