2006/02/23

『ヒューマン・ネイチュア』 ★★☆☆☆

パトリシア・アークエットに拍手!


本日の映画は『ヒューマン・ネイチュア』。『マルコヴィッチの穴』のスパイク・ジョーンズ×チャーリー・カウフマンのコンビが再びタッグを組んだ作品ってことで結構楽しみにしてたんですが、ちょっと期待しすぎちゃったかな?作品中盤まではなかなか面白かったのですが、ラストに近づくにつれやけにシリアスになっちゃって「アレレ?」って感じでした。ところどころ「ププッ」となるところはあったんですが、最後まで乗りきれず終了って感じで不完全燃焼気味。もっと羽目外してブッ飛んだ感じにしてくれてもよかったんだけどなぁ。テーマが面白いだけにちょっともったいないよなぁ。

12歳の時に突然全身が毛に覆われてしまった女性と厳格な両親の影響で異常なほどマナーに厳しい男性。その二人が森で偶然自分をサルだと思いこんでいる男性に出会ったことから巻き起こる奇妙な実験とそれを取り巻く男女の人間模様を描いた作品。理性や世間体なんかを全く持ち合わせていない類人猿(?)パフ。欲望に突き動かされた彼の言動を躾けるシーンはかなり面白い。中でも性的欲求のコントローるを教え込まれるシーンなんかは、もうアホすぎてアホすぎて(笑)。犬並みに腰振ってるパフの姿はかなりヤバイ!

さらにパトリシア・アークエットの文字通り身体を張った演技がイイ!ホントに毛むくじゃらなのですよ、彼女。しかも裸になるシーンが多くてビックリしました。全裸で木に登ったり森の中走り回ったり、なんか偉いことになってますよ(笑)。ちなみに彼女の旦那でマナーに異常に厳しいネイサンを演じているのはティム・ロビンスなんですが、こちらはパトリシアに比べれば裸にもならないしいたって地味な感じ。むしろ浮気相手のガブリエルの方が個性的で印象に残ってますね。あ、そうそうチョイ役でヒラリー・ダフなんかも出てます(ホント、チョイ役だけど)。

ま、一度知識を持ってしまったが最後、どんなにあがいてももう昔のようには戻れないってことですよね。どちらが幸せなのか良くわかりませんけど。あ、そうそう、公式サイトに『ヒューマンネイチュア診断所』なるコーナーがあって、作品中パフが受けたマナーレッスンが疑似体験できます。結構くだらない内容なんですが、興味のある方は試しにやってみてください。
*****作品データ*****
ヒューマン・ネイチュア - HUMAN NATURE(2001年/フランス・アメリカ)
監督:ミシェル・ゴンドリー
製作:スパイク・ジョーンズ、チャーリー・カウフマン、アンソニー・ブレグマン、テッド・ホープ
出演:パトリシア・アークエット、リス・エヴァンス、ティム・ロビンス、ミランダ・オットー
公式サイト:http://humannature.asmik-ace.co.jp/
  →この作品をAMAZONで確認
posted by クマ at 15:14 | Comment(0) | TrackBack(1) | ★★☆☆☆



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TV「ヒューマンネイチュア」
Excerpt: 劇場公開したときから気になっていた作品でしたが、この前TVでやっていたのでビデオ録画しておいたものを観ました。 異常に毛深い体質の女ライラとマナーオタクの男が類人猿だと思っていたに育てられた男を..
Weblog: ☆ 163の映画の感想 ☆
Tracked: 2006-02-23 17:20