2006/03/06

『ル・ディヴォース/パリに恋して』 ★★★☆☆

フランス=お洒落という方程式をそのまま絵にしたような作品。


本日の映画は『ル・ディヴォース/パリに恋して』。パリを舞台に美人姉妹に扮したケイト・ハドソンとナオミ・ワッツが洗練された独特の価値観を持つフランスならではの恋愛劇をみせてくれる作品です。二人の恋愛風景もさることながら、おしゃれなパリの街並みや美しい田園風景、そこを行き交うパリの人々のファッションなどなどみどころは満載。特にケイト・ハドソンが徐々に洗練されていく姿はとても楽しめました。

フランス人と結婚しパリで暮らす姉ロクサーヌを訪ね一人パリにやってきたイザベル。無事到着したのもつかの間ロクサーヌの夫シャルル・アンリは妊娠中である妻と一人娘を残し、愛人のもとへと行ってしまう。姉を心配ししばらくパリに滞在することしたイザベル。ロクサーヌの離婚問題が泥沼化していく一方、イザベルはシャルル・アンリの叔父エドガルと愛人契約を交わすことになる、といったストーリー。

ストーリーはちょっと洒落た恋愛劇といった感じでなかなか面白いです。ただし舞台がパリだから面白いと感じたのであって例えばパリ以外の他の地域(アメリカ本土とか)だったらそれほど楽しめなかったかもしれませんね。それくらい「パリ」であることがこの作品では重要。

というわけでみどころはやはりフランス(というかパリ)ならではの文化の数々。例えばスカーフの結び方。とにもかくにもすごい数の結び方があるのには驚きました。たしかにフランス女性はいつもスカーフ巻いてるよね。それから紅茶に入れる砂糖はグラニュー糖じゃなく角砂糖が基本だそうで。私自身はお砂糖使わないのでどっちでもいいんですけどね(笑)。あと面白かったのが意外にもフランスの母親は息子にべったりだというところ。夫婦や親子でも個々人がそれぞれ自立している印象があったので子離れできていないというのは衝撃的でした。

そんな中とても残念だったのはクライマックスのエッフェル塔でのシーン。ストーリーとは直接関係ないのですが、日本人とおぼしきツアー客の団体が登場するんですよ。しかも全員同じ黄色い雨合羽姿(雨のシーンだったので)で首からカメラというもの凄いダサダサな姿!ある意味この作品で一番衝撃が走ったシーンでもあります。外国映画にヘンテコな日本人が登場するのはもう慣れっこではありますが、こんなお洒落さがウリの作品であんな描かれ方をされるっていうのはどうにもこうにも哀しすぎますね。

最後に一つ気になった点を。ケイト・ハドソンのあのオカッパ頭、すごく納得いかなかったんですけど、アレはフランス的にはいけてるんでしょうか。個人的にはいつものウェーブヘアのケイト・ハドソンの方が好きなんですけどね〜。
*****作品データ*****
ル・ディヴォース/パリに恋して - LE DIVORCE(2003年/アメリカ・フランス)
監督:ジェームズ・アイヴォリー
出演:ケイト・ハドソン、ナオミ・ワッツ、ジャン=マルク・バール、レスリー・キャロン、ストッカード・チャニング
公式サイト:http://www.foxjapan.com/movies/ledivorce/main.html
  →この作品をAMAZONで確認
posted by クマ at 15:51 | Comment(0) | TrackBack(1) | ★★★☆☆



前後の記事へリンク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/14296311

ル・ディヴォース パリに恋して
Excerpt: ル・ディヴォース パリに恋して LE DIVORCE 監督 ジェームズ・アイヴォリー 出演 ケイト・ハドソン ナオミ・ワッツ アメリカ フランス 2003
Weblog: Blossom Blog
Tracked: 2006-06-07 00:18