2006/03/11

『リトル・ダンサー』 ★★★★☆

息子を思う親父の姿に涙!


本日の映画は『リトル・ダンサー』。父の言いつけでボクシングを習っていた少年ビリーがひょんなことからバレエに興味を持ち、バレエダンサーとして成功するまでを描いた作品。少年とバレエという異色の組み合わせに加え、母との死別、彼ら家族が置かれた過酷な状況など、単なるサクセスストーリーに留まらず、家族愛を描いた作品としても見応えのある作品でした。夢中になって踊るビリーのダンスシーンはとても印象的。特にステップを踏むところ、とってもイイね!

母を亡くし祖母と父と兄の4人で暮らす11歳のビリー。父の要望もあってボクシング教室へ通うビリーはある日同じ体育館で隣り合わせに行われていたバレエ教室に興味を示す。バレエを教えていたウィルキンソン夫人にレッスンに加わるよう促されたビリー。見よう見まねでレッスンに参加したことがきっかけですっかりバレエの魅力の虜となってしまうが、そのことを知った父は激怒しバレエを止めさせようとするが・・・。監督は『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー。

この作品、何がいいってビリーの父親がもう最高に素敵なんです。ビリーの兄や街の大半の男性同様炭坑ストに参加しているのですが、当初男がバレエを習うなんてばかげていると猛反対していたものの息子の才能を認めた矢先、学費を稼ぐため自分の信念を曲げてスト破りを行うんです。そのシーンはホントに泣けます。そうそう、子供の為なら自分が犠牲になるのも厭わない。親ってこういうもんだよなぁって改めて思いますよね。それからロンドンに向かう途中のビリーとの会話もジーンときます。「街から出たことないんだ」って。あと、お別れのバスターミナルのシーン。ハグの仕方がもう!

そんな中、一番印象に残っているのはやはり面接シーンですよね。面接官の質問に対して要領の得ない回答繰り返すビリーに、一人の面接官が踊ってる時の気分を尋ねます。その答えがビリーらしくってとても印象的でしたね。そうそう、彼がダンスを踊っているシーン、そんな感じだよね。そして心待ちにしていた結果発表。届いた結果通知を囲むビリー一家。落ち着かない父親の姿がまた良い味出してます。

そして最後に彼の才能を見出したウィルキンソン夫人。少々スレた彼女とビリーとの絶妙な会話がとても面白いです。特に車の中での会話はおもわず「プッ」と噴出しちゃいました。ぜひご覧になってみてください。
*****作品データ*****
リトル・ダンサー - BILLY ELLIOT(2000年/イギリス)
監督:スティーヴン・ダルドリー
脚本:リー・ホール
出演:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン
公式サイト:http://www.herald.co.jp/official/little_dancer/
  →この作品をAMAZONで確認
posted by クマ at 16:02 | Comment(6) | TrackBack(3) | ★★★★☆



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この記事へのコメント
“トラックバック・ピープル/映画”の投稿記事を拝見してTBさせて頂きました。
踊っていると心が熱くなってやがて空っぽになる…という風に試験官に言いますよね。
あのシーンは本当に印象的で私も熱くなりました♪
Posted by えみり* at 2006年03月11日 20:35
こんばんはッ!
以前トラバしていただいたmayumiといいます。
この映画、私もあのお父さんに泣かされました(T-T)
それはもう号泣でした。
ビリーの踊りが本当にバレエを愛してるんだなってヒシヒシと伝わってきましたッ。
大好きな作品です!
Posted by mayumi at 2006年03月11日 21:38
こんにちは(^^)
今作が好きな方結構いますよね♪
私も好きです〜。
バレエについては全然詳しくないんで、演技の善し悪しは分からないですけど、純粋に「すごいな」と感じました。
お父さん役の人は最初怖いな〜って思ってたんですけど、息子の才能に気付いてからが良かったです。すっごく良いお父さんなのね…って感じで。最後まで楽しんで見れた作品でした♪
Posted by kobitopenguin at 2006年03月13日 10:16
>えみり*さん
あのたどたどしい答え方がまた、彼らしくていいんですよね。そして彼の答えを聞いた時の試験官たちの表情がまた印象的でした。

>mayumiさん
ビリーの健気な姿もモチロン良いのですが、この作品はやっぱり父親ですよね。ほんと久しぶりに泣かされましたよ〜。
私もこの作品大好きです♪

>kobitopenguinさん
私もバレエに関する知識(というかダンス全般といったほうが正しいかも)は皆無なのですが、身体がひとりでに動き出すかのような彼のダンスは見ていてとても楽しかったです。
寡黙な父親の姿にはただただ涙、といった感じでした。どうも歳をとってからというもの、こういう父親像に弱くなっちゃって困っちゃいますね(笑)。
Posted by クマ at 2006年03月13日 11:33
今、英語の授業でリトルダンサーをやってます

授業の中でDVDも見ました。とても感動でした
Posted by たくや at 2008年10月29日 21:05
>たくやさん
こんにちは♪
英語の授業でリトルダンサーとは!どんな授業内容なのかとっても気になります。
この作品を選ぶなんてセンスの良い先生なんですね〜。
勉強がんばって下さい!
Posted by クマ at 2008年10月30日 10:40
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