2010/05/24

『いとしい人』

いとしい人」 ★★★☆☆
THEN SHE FOUND ME (2007年/アメリカ)
監督:ヘレン・ハント
出演:ヘレン・ハント、ベット・ミドラー
   コリン・ファース、マシュー・ブロデリック
   ベン・シェンクマン
公式サイト:http://www.itoshii-movie.com/

強く子供を望む、40歳目前の女性の物語。女優ヘレン・ハントの監督デビュー作とのこと。家族・出産・恋愛と女性にとってとても大切なエッセンスがたくさん詰まった作品で、主人公の女性に年齢的に近いこともあってか、妙に親近感を感じる作品でした。

結婚後なかなか子宝に恵まれず、そのことが原因で夫と別居。直後育ての母が他界。さらには実の母親を名乗る女性が現れ、職場では生徒の保護者に惹かれ始めるというなんとも大混乱な内容。自身が養子であったこともあって実子を熱望するのですが、その願いが叶えられるのがまた微妙なタイミングで、主人公がどういう決断を下すのかがとても気になりました。

主人公の子としての思いと親(といってもまだ子はいないけれど)としての思い。自分の力だけでは解決できない問題を抱えて閉塞感に悩まされる大人の女性をヘレン・ハントが熱演。そして彼女の実の母親役を演じるベット・ミドラーもまた安定感のある演技を見せつけてくれました。見た目も細くてシワが多く、悲壮感漂うヘレン・ハントと、(色んな意味で)ハリのある容姿と表情豊かなベット・ミドラーという対比もまた印象的だったと思います。あと、コリン・ファースもいい味出してましたね。この男性の「気分の整理が付かない時は延々と歩き回る」っていう癖が妙にツボ。激昂したり無視したりと過剰反応するタイプが多い中、こういう反応する男性は珍しくとても新鮮に感じました。

物語的にもよく出来ていて、希望の持てるラストも良かったと思います。ラストに登場するあの少女。実子なのか養子なのかははっきりと語られてないけど、個人的には養子であってほしいなぁ。彼女には全てを受け入れた上で幸せになってほしいので。

とまぁ物語的には上々の締めくくりだったのですが、ただ少し残念なことが。それは最後に登場する少女が朝青龍似だったこと。見た目が全てじゃないってのはよくわかるけど、できればやっぱりもうちょっと夢のある容姿であって欲しかったというのが正直な感想です。画面見て一瞬固まっちゃいましたよ(苦笑)。

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posted by クマ at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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