2006/03/22

『海猫』 ★★☆☆☆

伊藤美咲は確かに美しいのですが・・・


本日の映画は『海猫』。1980年代の半ばの北海道を舞台に函館から漁村に嫁いだ一人の女性の人生を描いた作品。ストーリーはさておき、公開当時から伊藤美咲の脱ぎっぷりがやけに話題に上った作品。伊藤美咲といえばドラマ版『電車男』のおっとりしたエルメス役が印象的。そんな彼女が身体を張って演じるワケですから「よっぽどストーリーがいいんだろうな」と興味津々で鑑賞してみたのですが、結果としては正直「イマイチ」って感じでしたね。

ロシア人の血を引く野田薫はその生い立ちと人目を引く容貌のせいで何かとトラブルに巻き込まれていた。そんなある日トラブルに巻き込まれていた薫を助けてくれたことがきっかけで漁師の邦一と出会い彼の住む漁村へ嫁ぐこととなる。体力に自信のない薫は過酷な漁村の暮らしに少しでも慣れようと必死で働き、そんな彼女を邦一と邦一の母は優しく迎える。やがて夫婦は美輝という娘を授かり、その幸せは永遠に続くように思われたのだが・・・。

伊藤美咲が演じるのはロシア人と日本人のハーフ役。どうやらこのロシア人の血を引くということが原因で薫はなにかと差別されて生きてきたらしいということを鑑賞後に公式サイトや原作のレビューを読んで知りました。なるほど、そういったトラウマがあるのだとしたら、なぜ邦一に惹かれたのか、そしてあのような過酷な状況に必死で耐えていたのかなんとなく解るような気がします。映画ではこのあたりのエピソードはサラリと流されてしまっているので、なかなか彼女の真意を計り知ることが出来なかったのがちょっと残念でしたね。

内容はじっとりとした陰鬱な恋愛劇とでも言った感じでしょうか。冒頭すごい勢いで薫の娘美輝が罵倒されるシーンから始まるのですが、鑑賞後真っ先に思ったのは「それほど罵倒されるような事件でもないだろうに」ってこと。あとベッドシーンがやたら多いってこと。ついでに結構しつこくて少々胸焼け気味。作品自体129分と長めなんでこのベッドシーンを多少削って他のシーンに回した方が良かったんじゃないかな?若しくはばっさり削除するか。

あと、非常に印象に残ったのが、崖の上でのクライマックスシーン。いやシーンというより演出といった方がいいかな?なんだかやたらと古臭い演出がいきなり現れて、「えぇ!?なにこれ??」と驚愕してしまいました。今時あんな演出って・・・。あと小島聖の髪型に驚きました。ご覧になる方は是非チェックしてみてください。
*****作品データ*****
海猫(2004年/日本)
監督:森田芳
原作:谷村志穂 『海猫
出演:伊東美咲、佐藤浩市、仲村トオル、ミムラ、三田佳子、深水元基、小島聖
公式サイト:http://umineko.biglobe.ne.jp/
  →この作品をAMAZONで確認

hakodate1.jpg個人的にはつい最近函館に旅行に行ってきたばかりなので、この作品の随所に出てくる函館の街並みや重要な建物として出てくる教会なんかは見ていて楽しかったですね。路面電車とか港とかも。夏はこんな感じなんだなぁって思ってみていたらまた旅行に行きたくなってきましたよ。ちなみにこちらは、その時にとった教会の写真。綺麗でしょ。
posted by クマ at 16:31 | Comment(2) | TrackBack(3) | ★★☆☆☆



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この記事へのコメント
伊東美咲を裸にして、しかも、淫らな行いをさせるとは、不謹慎な映画だ!家族で見ることができない映画は「エンターテイメント」ではないと確信する。
Posted by のぶりん at 2006年11月24日 15:38
のぶりんさん こんにちは。
伊東美咲ファンの方でしょうか?
この内容はファンの方にしたらちょっとショックかもしれませんね。
気持ちお察ししますー。

確かに家族で観るのには適さない作品ですよね(笑)。
Posted by クマ at 2006年11月25日 09:35
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WeddingBlog 0円プロフィールDVD
Excerpt: トラバさせてください! 結婚関連の記事を集めているうちに辿り着きました。 またきます♪今回はご挨拶程度で
Weblog: 気になる記事だったので・・・
Tracked: 2006-03-23 20:13

映画『海猫 umineko』
Excerpt: 谷村志穂著作"海猫"の映画化、夫婦でありながら性格の違いから成熟しない愛と、義理の姉弟の狂おしい官能に身が悶える許されざる愛の物語。 野田美輝(ミムラ)と野田美哉..
Weblog: 茸茶の想い ∞ ??祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり??
Tracked: 2006-03-24 01:21

<海猫 umineko> 
Excerpt: 2004年 東映 130分 監督 森田芳光 脚本 筒井ともみ 撮影 石川稔 音楽 大島ミチル 出演 野田薫:伊東美咲    赤木邦一:佐藤浩市    赤木広次:仲村トオル    野田美..
Weblog: 楽蜻庵別館
Tracked: 2006-04-19 08:34
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