2010/06/15

『ウォッチメン』

ウォッチメン」 ★★☆☆☆
WATCHMEN (2009年/アメリカ)
監督:ザック・スナイダー
出演:マリン・アッカーマン、ビリー・クラダップ
   ジェフリー・ディーン・モーガン、マシュー・グッド
   カーラ・グギーノ、ジャッキー・アール・ヘイリー
公式サイト:http://www.watchmenmovie.co.uk/intl/jp/

アメコミの名作「ウォッチメン」を映画化した作品とのこと。「ダークナイト」同様、大人向けのダークな世界感が売りの一つと聞き、前評判が高いこともあってかなり期待しての鑑賞となったのですが、残念ながら思ったほどではなかったと言うのが正直なところ。確かに作品の雰囲気やストーリーなど、好みのテイストであることは確かなのですが、親切なんだか不親切なんだかよく分からない作品の組み立て方に不満が残りました。ちなみに、残虐描写がかなり多いので、その手の映像が苦手な方には全くオススメできません。

この作品でまず驚いたのは、登場人物がDr.マンハッタン以外普通の人間だってこと。冒頭繰り広げられるコメディアンの死闘やロールシャッハの逃亡劇を見る限り、まさかこれが普通の人間だなんて誰も思わないと思うのですが(そもそもロールシャッハのマスク、あれどういう仕組なの?)。アメコミ作品といえば、X-MANやらスパイダーマンのような超人的な能力を持つ人物が主人公のケースがほとんどなだけに、単なるコスプレ自警団だったというオチ(いや、オチではないけど)にまず驚かされました。凡人があんな超人的な動きしている時点で、ちょっと引いてしまったというのが正直なところです。

さらに、ひとりひとりのエピソードを懇切丁寧に扱っている割には、クライマックスであるDr.マンハッタンのエピソードがやや駆け足気味だったりと時間配分のバランスがイマイチだったように感じました。163分と長尺な作品なだけに、本来一番の見所であるべきクライマックスシーンに行きつくころには、なんだか疲れちゃって妙に醒めてしまい、今ヒトツ乗り切れなかった感が否めませんでした。前半部分をもう少しコンパクトにしてアップテンポにしたら、もっと楽しめたんじゃないかなぁと思いました。

で、作品のキモでもある「マンハッタン計画」について。世界平和のための新たな「悪」という発想は理解はできるけど、共感はし辛いなといった感じ。まぁエイリアンや異常気象、はてはモンスターなど、人類にとって共通の乗り越えるべき障害、あるいは敵の出現が、結果として世界平和へ繋がるという展開は腐るほど見てきているので、まさかここに来てまで「このオチか」と思わずにはいられなかったというのが正直な感想でした。つか、世界平和より、国内の治安を回復する方が先じゃないのか?と思わずにはいられないんですけどね。

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posted by クマ at 21:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★☆☆☆



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