2010/08/06

『マイケル・ジャクソン「ゴースト」』

マイケル・ジャクソン「ゴースト」」 ★★★★☆
ghost (1996年/アメリカ)
監督:スタン・ウィンストン
製作:マイケル・ジャクソン、スタン・ウィンストン
   デヴィッド・ニックセイ
原案:スティーヴン・キング、マイケル・ジャクソン
   スタン・ウィンストン、ミック・ギャリス
出演:マイケル・ジャクソン


怪しげな館の主人と、彼を追い出そうとする住民たちのやり取りをミュージカル仕立てに描いた作品。残念ながらDVD化はされていないということで、WOWOWのMJ特集の1つとして放送されていたのをこれ幸いにと鑑賞。モダンホラーの帝王スティーブン・キングと共に作り上げられたストーリーと、当時の最新VFXを使った斬新な映像が相まって、何とも味わい深い作品に仕上がっていました。43分ととても短い作品なのですが、何事にも真摯に取り組むマイケル・ジャクソンのモノ創りへの姿勢をヒシヒシと感じる、とても丁寧で繊細な作りの作品だったと思います。「This is it」もいいですが、しがらみの一切ない、マイケル本来ののびのびとした想像力を感じさせるこちらの作品の方が個人的にはお勧めです。

見どころは何といってもその映像美。幻想的な雰囲気のなか、醜くも美しい亡霊たちと繰り広げるパフォーマンスに釘づけに。マイケル自身のダンスも非常にキレがあり、何度見ても見飽きることがありません。時にコミカルで時にシリアス。いい感じで緩急が付いているので、最後まで飽きることなく見ていられます(そもそも短いので飽きるほどでもないけど)。マイケル・ジャクソンが一人4役を演じているのも見どころの一つ(エンドクレジットのバックにメイキング映像が流れていますので、それぞれの役作りについてはそちらをチェックしてください)。個人的にはガイコツ君のコミカルなダンスが好きです。

ストーリーも秀逸で、シンプルで力強いメッセージが伝わってきます。先入観と常識にに囚われ、未知なるものを排除しようとする大人とは対照的に、自分の本能に正直な子供たちや、それを後押しするマイケルの姿がとても印象的。私生活までもあれやこれやと詮索され、偏見の目で見られ、好奇の目にさらされつづけるマイケルの精一杯もの意思表示でもあったのだろうと思います。

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posted by クマ at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



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