2006/03/31

『タイタニック』 ★★★☆☆

公開当時の異常なディカプリオ人気の影響でこの映画はかなり損している(と思う)。


本日の映画は『タイタニック』。空前の制作費を投じ、それを上回る興行記録を打ち立て、97年のアカデミー賞では史上最多の全11部門を受賞した大ヒット作。日本でも異例の超ロングラン、そして巷ではディカプリオにハマる女性が大量発生。当時はヨン様ならぬレオ様ブームに日本中が湧いたものでした。残念ながら私はこのときも蚊帳の外におりましたが(笑)。

1912年に沈没したタイタニック号の引き上げ作業中に一枚のスケッチ画が発見される。その後その絵のモデルだと名乗る年老いた女性ローズが現れる。作業員達の傍らで海の底に沈むタイタニック号を眺めていたローズはタイタニック号で起こった運命的な出会い、そして悲劇的な結末を迎えることとなったあの夜の出来事を語り始める。

公開当時、白熱しすぎたディカプリオ人気に圧され全く観る気をなくしてしまった作品。メディアの取り上げられ方があまりにもディカプリオ一色だったため、そんなプロモみたいな作品には興味は無いわ!と一方的にミーハー作品だと決めてかかっていたのですが、その後WOWOWか何かで放送しているのを何の気になしに鑑賞した結果、この考えが全くの思い込みに過ぎなかったことを思い知らされることとなりました。なんだよー、メチャメチャ面白いじゃんかー!って感じで。ちなみに私の周りには私同様この作品は「ディカプリオ萌え」な作品だと思い込み、不当評価を下していた人たちが結構おりました(もちろん今ではちゃんと評価してますよ)。韓流ブームの時もそうですが、過度なメディア露出というのは時として製作者側本来のメッセージを不当に歪曲してしまう危険性をはらんでいるということを肝に銘じておくべきだ、と私個人は考えています。ま、言ってしまえば私の食わず嫌いが原因なんですけどね(笑)。

みどころはなんといってもド迫力の沈没シーン。絶叫しながら甲板をすべり落ちていく人たちや力に敵わず崩れ落ちる船体、迫りくる水の恐怖に逃げ惑う群集。何が起きたのか解らないうちに命を落とした人も沢山いたんだろうなぁ、きっと当時もこんな感じだったんだろうなぁって思います。巨大な客船が短時間で沢山の人たちとともにもろくも海の底に沈んでいったという事実ににただただ圧倒されるばかりです。

そして肝心のジャックとローズの物語については、当初懸念していたほど嫌な感じはしませんでした。むしろ好印象といった感じ。きっと年老いたローズが回想するという手法で描かれているところ、そしてハッピーエンドではなかったというところが良かったんじゃないかと思います。ま、多少ローズの身勝手さが鼻につくところもありますが、全体的にはよくまとまっていたのではないでしょうか。ただ、189分とかなり長い作品なので時間に余裕のある時しか見れないのが難点ではあります。
*****作品データ*****
タイタニック - TITANIC(1997年/アメリカ)
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、キャシー・ベイツ
公式サイト:http://www.foxinternational.com/ww/titanic_dvd_global_page/
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posted by クマ at 15:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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この記事へのコメント
ものすごく細かく作り込んであって、制作費が莫大だったのもうなずけますよね。
そういえば、スケッチ画がペラペラと風でめくれるシーンだったと思うのですが、スタッフの遊びがあるらしいんですよ。
今ならものすごいコマ送りができるわけだから、その辺りをチェックするためにも、久しぶりに観てみようと思います。
Posted by Aki at 2006年04月04日 00:42
Akiさん こんにちは!
そうそう、細かいところまで丁寧に作りこまれてましたよね。ディカプリオばっかり取り上げられちゃって、こういった技術面はすっかり影が薄くなっちゃってましたけどね(笑)。
>スケッチ画がペラペラと風でめくれるシーン
おぉ!初耳ですよ、そんな隠し玉があったとは!
早速録画チェックしてみますね〜!
Posted by クマ at 2006年04月04日 17:26
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