2006/05/07

血の苦手な方はご遠慮くださいませ 『ドーベルマン』

本日の映画は『ドーベルマン』。パリで銀行を襲い続ける通称“ドーベルマン”ことヤンとその仲間達、そして彼等を追う警察との対決を描いた作品。強烈な暴力描写と下品でふざけたキャラクター達とが渾然一体となって強烈な臭気を放っている、そんな感じの映画です。たとえて言うなら『パルプ・フィクション』を更に凶暴にして甘さを一切排除した感じ、とでも言いましょうか。私自身、それほど暴力描写に抵抗がある方ではないと自負していますが、さすがにこの作品では一部のの生々しい暴力シーンに「ゲゲッ」となりました。つかね、観てて痛いのよ。ホント。これだけグロいと女の人にはウケが悪いでしょうね。

見所はなんといっても登場人物達のブっ飛んだ行動。主人公のヤン=ドーベルマンはともかくとして出てくる人達の中でまともだと思えるのは警察の一部の人間くらいで、他はみんな狂ってるといっても過言ではないと思います。特にモニカ・ベルッチ演じるヤンの彼女ナットとチェッキー・カリョ演じるクリスチーニ警視のイカレっぷりには目を見張るものがありますね。ちなみに私が嫌悪感を抱いたのはクリスチーニ警視が登場しているシーンが多かったです。

個人的にこの作品が凄いなって思ったところは、暴力も行動も何もかも妥協していないってところ。どう考えてもこれ以上やっちゃったら観客引くだろうなぁって思うようなところまでやっちゃってる部分は根性というか信念(執念?)すら感じますよね。ホントにこういう作品を撮りたかったんだろうなって思いますし。

ちなみに、主演のヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチはご夫婦なんですね。この作品観た後にこの事実を知ると、なんだかちょっと面白く感じてしまうのは私だけでしょうか。いや、あくまでも映画だからってことだとは解っているのですが、現実にあんな夫婦がいたらもの凄く面白いだろうなって思うんですよね(笑)
*****作品データ*****
ドーベルマン - DOBERMANN(1997年/フランス)
監督:ヤン・クーネン
出演:ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ、チェッキー・カリョ
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posted by クマ at 11:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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