2006/05/08

『5デイズ』

5デイズ」 ★★★☆☆

5IVE DAYS TO MIDNIGHT (2004年/アメリカ・カナダ)
監督:マイケル・W・ワトキンス
出演:ティモシー・ハットン、ランディ・クエイド
   カリ・マチェット、ハミッシュ・リンクレイター
WOWOW特設サイト:http://www.wowow.co.jp/drama/5days/

全5話からなるミニ・ドラマ。妻の命日に偶然見つけたアタッシュケース。自分の名前の刻まれたアタッシュケースに入っていたのは、5日後に自分が被害者となって死亡する殺人事件の関係書類一式だった。発見当初は誰かの悪質な悪戯かと思っていたが、次々と明らかになる書類との符号点に次第に真実であることを確信する。そして彼は愛する一人娘、そして恋人とともに残されたわずかな時間で未来を変えようとあらゆる可能性を追い求める、といったストーリー。1話分が作品中の1日分という演出が緊迫感を増幅させ、1話毎に明らかになる事実と減っていく残り時間にもう釘付けになってしまいます。まさに希望と絶望に翻弄され続ける5日間、といった感じでしょうか。24にハマった人なら絶対にハマること間違いなし!

突如未来から自分の殺人に関する書類の詰まったアタッシュケースが目の前に現れるというなんともSFチックな(オカルトともいう?)ストーリーではありますが、作品自体はSFというよりも王道のサスペンスものといった風情です。主人公ニューメイヤーが物理学者という設定ってこともあり多少小難しい話は出てきますが、次々と明らかになる新事実によってそんなこと気にならないくらい作品にのめりこめましたね。まさに怒涛の展開って感じです。ちなみに怒涛の展開といえば『24』もかなりのものでしたが、コチラの作品は『24』のような無理やり感は全くなく、さほどストレスなく鑑賞できるかと思います。しかも一気見してもたかが5時間弱という短さなのでかなりお手軽。正直私にとっては『24』は長すぎて終盤あたりになるとどうも序盤のエピソードなんかは忘れがちになってしまうので、このくらいの長さが飽きずにしかも全体を把握しながら観れる限界値のように感じます。いや、一気見するからいけないんだってことは重々承知してますよ。モチロン。

個人的に一番印象的だったのは4日目。絶望と希望が激しく交錯する4日目のニューメイヤー親子の姿。特に冒頭のシーンは観てるこっちまで哀しくなってきてしまいました。そんなこと言うなよ、父ちゃん!で、そんな父親のため希望を見つけようと必死になる娘ジェシーの姿がまた泣ける。強くて賢くて思いやりがあって大した娘だと思っていたら、ラストにニューメイヤーが気が付いた事実に「なるほど!そういう伏線だったのか!」と驚くと同時に感心させられました。そっかー、なるほどね。全然気が付かなかったよ(笑)。

ちなみにこの作品、キャスティングも秀逸で主人公ニューメイヤー役にティモシー・ハットン、シコルスキー警部役にランディ・クエイド、クラウディア役にカリ・マチェットというなんとも渋い配役。どこにでもいそうな容貌の人たちばかりだからこそ、なおさらリアリティを感じずにはいられません。しかし、オープニングのティモシー・ハットンの絶叫顔だけは最後まで慣れなかったです。あの顔怖すぎる!

DVDはvol.1〜vol.3の全3巻。このハラハラドキドキ感。是非一気見で堪能してみてくださいませ。


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posted by クマ at 14:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ドラマ



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