2006/05/18

『ツイステッド』

本日の映画は『ツイステッド』。念願の殺人課捜査官へと昇格した矢先、自分と過去に関係を持った男達が次々と撲殺されるという不可解な事件に巻き込まれていく女性捜査官の姿を描いた作品。過去の思い出、不可解な死、謎の影、同僚への不信感とまさに王道のサスペンス映画といった内容ではありますが、結果は残念ながら期待はずれ。少々オカルトがかった陰鬱とした雰囲気や追い詰められ精神のバランスを失っていくアシュレイ・ジャッドの演技は悪くなかったのですが、なんていうかストーリーに深みが感じられなかったというのが最大の原因かと。なんか薄っぺらいんですよね、全体的に。

この作品の最大のみどころは犯人はいったい誰なのか?というところでしょう。自分が犯人なのか、それともただ単に嵌められているのか。事件はいつもジェシーが酔いつぶれて記憶をなくした時を見計らって発生し、しかも被害者の唯一の共通点は自分と関係を持ったってことだけとくれば、そりゃ疑いたくもなるってもんです。でもねでもね、作品序盤でなんとなーく「犯人は実はアイツじゃないか?」って見当がついちゃったんですよね、私。きっと感の良い人ならば気付いちゃうだろうなーって思うんですが、それにしてもまったくヒネリのない結末にかなりガッカリ。それでも隠されていた過去の真実までは想像つかなかったけど。

とまぁ、ストーリーはこんな感じではっきり言ってイマイチでしたが、それでもアシュレイ・ジャッドの演技はなかなかでした。ちなみに行きずりの男達と一夜限りの関係を持つ女性捜査官ってことで、多少スケベ心をくすぐられる方もいらっしゃるかも知れませんが、残念ながらそちらの方はあまり期待しないほうが良いかと思います(笑)。むしろ私の印象に残ってるのは、記憶をなくす直前の、あまりにもリアルな彼女の表情のほう。しきりに瞼を動かし、どうにか焦点をあわせようと目を大小させる彼女の演技。ただそれだけなんですが、結構強烈に記憶に残ってますね。まさにイッちゃってるって感じで(笑)。

アシュレイ・ジャッド、サミュエル・L・ジャクソン、アンディ・ガルシアとかなり豪華なキャスティングは確かに目を引くものの、期待を超えるほどの演技が見れるというわけでもなくまさに可もなく不可もなくといった感じです。どこかのレビューでも書いてありましたが、「このキャスティングだからこそ犯人が容易に想像できてしまった」という意見に私も賛成ですね。むしろ無名の俳優ばっかりで撮ってみたら、意外にいい作品になってたかも、と思うのは私だけでしょうか?
*****作品データ*****
ツイステッド - TWISTED(2004年/アメリカ)
監督:フィリップ・カウフマン
脚本:サラ・ソープ
出演:アシュレイ・ジャッド、サミュエル・L・ジャクソン、アンディ・ガルシア、デヴィッド・ストラザーン
公式サイト:http://twisted-movie.com/
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posted by クマ at 15:18 | Comment(2) | TrackBack(1) | ★★★☆☆



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この記事へのコメント
いやー、この作品を観てたなんて!
なんかうれしいです♪

>>作品序盤でなんとなーく「犯人は実はアイツじゃないか?」って見当がついちゃったんですよね

やっぱりそうですよね。
ほんと淡々と進んでいき、そのまま終わってしまいましたよね。

ちなみに、僕の一番の疑問は、あの向かいのお婆さんの存在でした。
Posted by カっツン at 2006年10月22日 19:46
カっツンさん こんにちは。
>いやー、この作品を観てたなんて!
>なんかうれしいです♪
実はアシュレイ・ジャッドのファンなんです。彼女出演作品は結構みてますよ。
ほとんどがB級作品ってところがたまりませんね(笑)。

>ちなみに、僕の一番の疑問は、あの向かいのお婆さんの存在でした。
そうそう、あの思わせぶりな行動には私もすっかり騙されました(笑)。
Posted by クマ at 2006年10月23日 17:09
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Tracked: 2006-10-22 19:38