2006/06/08

『ワーキング・ガール』

女上司に企画を横取りされそうになった秘書が上司の療養中に役職を偽って自分の企画を売り込み、成功に導く姿を描いたサクセスストーリー。先日深夜枠で放送していたのをなんとなく鑑賞。ストーリーはごく普通のサクセスストーリなのですが、キャスティングがシガニー・ウィーバー、ハリソン・フォード、メラニー・グリフィスとかなり豪華でビックリ(チョイ役でケヴィン・スペイシーまで出てた!)。さらにメラニー・グリフィスやジョーン・キューザックの時代を感じさせるワイルドなヘアスタイルとアメフトばりに肩パットの入ったファッション、ド派手で強烈なメイク姿に思わず悶絶(笑)。ストーリーと映像とで二度楽しめる、かなり衝撃的な作品でした。

女性のサクセスストーリーというと対男性(もしくは男性優位の企業若しくは社会)という敵対的構図が多い中、純粋に自分の企画を成功させようとする姿を描いているっていうまずシンプルさに好感が持てます。主人公テスは上司の裏切りがきっかけで自分で企画を売り込むことを決意するわけですが、その目的が誰かへの復讐ではなくあくまで企画の成功に絞られているってところが良いですね。ただし比較的ドロドロした愛憎劇系が好みの私からすると、爽やかすぎて多少物足りなさを感じる部分もありましたが。

そんなテスの企画を盗む不届きな上司を演じるのがシガニー・ウィーバー。この手の作品は悪者の性格や行動が酷ければ酷いほどそれに比例して爽快感が増していくわけですが、そういう意味では敵者にシガニー・ウィーバーを持ってきたのは正解かと。狡猾な女上司を上手く演じてたんじゃないでしょうか。ただし女性重役という肩書きを持つ人物らしからぬ行動には少々不満が残りますね。というのもキャサリンの企画横取りはあくまで“未遂”なんだから、あんな風に会議に怒鳴り込むなんてそんな無粋なことしなくてもいいのに、と思ってしまうんですよ。もっとクールに対応してほしかったなぁ。例えば「私に代わって動いてくれてありがとう。あなたならできると思ってたわ。じゃ、あとは私が…」とか何とか言って華麗に横取りしちゃうとか(笑)。

そしてこの作品に出演しているもう一人のビッグ俳優ハリソン・フォードはというと、残念ながら上の二人の存在感が凄すぎてかなり押され気味。別にハリソン・フォードでなくても…と思ってしまうほど影が薄かったのが逆に面白かったです。さらにそんな彼とは対照的にジョーン・キューザックがかなりいい味出してました。テスのオフィスにジャックが訪れるシーンに出てくるシーンでの彼女のセリフとかかなり面白いので、ご覧の際はぜひチェックしてみてくださいね。
*****作品データ*****
ワーキング・ガール - WORKING GIRL(1988年/アメリカ)
監督:マイク・ニコルズ
出演:メラニー・グリフィス、シガーニー・ウィーヴァー、ハリソン・フォード、アレック・ボールドウィン
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posted by クマ at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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