2006/06/19

『男と女 アナザー・ストーリー』

宝石を強奪し生活するヴァレンタイン。ヨットでの世界一周の旅へと出発した彼は立ち寄ったモロッコの古都で一人のジャズシンガーと出会う。同じ病気を患った二人は徐々に惹かれあうが、二人が泊まるホテルで発生した強盗事件の犯人としてヴァレンタインの名が浮上し…。

モロッコの古都フェズを舞台に同じ病に悩む男と女が偶然出会い、お互いに惹かれあっていく姿を描いた作品。『男と女』でお馴染みのクロード・ルルーシュ監督作品。タイトルに「男と女」とは付いているものの、前述の作品との関連はなく全くの別物です(おなじみのシャバダバダ〜♪はありましたが)。『男と女』の続編、または類似ストーリーと期待して見ると裏切られること必須です。鑑賞の際はくれぐれもご注意下さいませ(かくいう私もタイトルに騙されましたが 笑)。

作品としては単純明快なラブ・ストーリーです。登場人物が変装強盗犯だったりどちらも断片的に記憶を失くしてしまうという脳の病気を患っていたりと結構変わったシチュエーションが多いですが、残念ながらあまりインパクトを感じない内容でした。全体的に大雑把で薄味な感じとでも言いましょうか。異国の地で強盗事件に巻き込まれるというエピソードもありきたりな感じだし、その事件の顛末自体も結構お粗末なんで、どうにもこうにも救いようが無いというかなんというか。

他にも伏線と思わせるようなエピソードがあちこちにちりばめられているのですが、その大半が放置されっぱなしになっているように感じます。個人的にはこんな中途半端なエピソードなら入れないほうがいいんじゃない?って思っちゃうんですけどね。結構期待してたんでガッカリです。

そんなダメダメな作品で唯一良かったのが主演のパトリシア・カースの歌。冒頭のステージシーンも良かったし、ホテルでの弾き語りシーンも哀愁たっぷりでとても良かった。女優さんにしてはやけに歌が上手いなーって思ったら、彼女本業は歌手だったのね。しかも「フランス女性アーティストを代表するひとりである」とか書いてあるし!どうりで上手いと思った。無知って怖いわー(笑)。
*****作品データ*****
男と女 アナザー・ストーリー - AND NOW... LADIES AND GENTLEMEN...(2002年/フランス・イギリス)
監督:クロード・ルルーシュ
出演:ジェレミー・アイアンズ、パトリシア・カース
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はみ出しレビュー
映画自体の印象は全く残っていないのですが、パトリシア・カースの歌があんまり良かったので彼女のアルバムを色々と物色中。ちなみにこの作品の主題歌「アンド・ナウ・レディース・アンド・ジェントルメン」は『ピアノ・バー』に収録されている模様。他のアルバムも軒並み高評価揃いで非常に目移りしています。とりあえずベスト版『ザ・ベスト・オブ・パトリシア・カース』からいっとく?

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posted by クマ at 16:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★☆☆☆☆



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