2006/07/12

『トレインスポッティング』

ヘロインに溺れ仲間のスパッドやシック・ボーイらと無秩序で自堕落な生活を送るレントン。両親の協力もあってなんとかクスリとは縁を切り更生したレントンだったが、自宅に仲間の一人が転がり込んできたことからまたもや無秩序な日常生活へと逆戻りすることに…。

スコットランドを舞台にヘロインに溺れる若者たちのハチャメチャな日常を描いた作品。公開当時からイギリスはもとより、全世界で熱狂的ファンを生み出し社会現象まで巻き起こした有名なカルト作品。序盤からヘロイン打ちまくったり、禁断症状で幻覚に襲われたり、スコットランドいち汚いトイレにダイブしてみたりとホントにとんでもない映画なんだけど、なぜか面白い。一応スコットランドの若者たちの姿をリアルに描いているらしいのですが、スコットランドの若者ってこんななの?だとしたら、かなりイカレテますよね(笑)。

下品でクールでクレイジーなジャンキー映画。先日夜中に地上波で放送しているのを久しぶりに見たんですが、いやーやっぱ面白いですね(笑)。薬に暴力、セックスに窃盗と不謹慎きわまりない内容ではありますが、そのアップテンポなストーリ展開とセンスの良い音楽のせいか、見終わった後はスッキリ爽快!なんだかやる気まで沸いてきちゃうから不思議です(つか、ジャンキー映画観て爽快感感じるのもどうかと思うけど)。初めて見たときは『なんじゃコレ?!』って感じだったけど、なぜか癖になるんですよね。人によっては激しく評価が分かれそうな内容ですけどね。

みどころはなんといってもレントンの離脱(禁断?)症状。薬のために普段では考えられないような想像を絶する汚さのトイレにもダイブしてしまうくらいだから(つってもこれは幻想でしょうけど)その離脱症状も半端ないです。このシーンではよく子供の部分を取り上げられますが、個人的にはレントンとかかわりを持つ人々が脈絡のない話をし続けるシーンのほうが数倍不気味でした。特にあの女子高生の部分がね、普通じゃない状態の中であまりにも普通なのが逆に怖かったです。

さらに印象的だったのが「あと一回」というセリフ。お酒でもタバコでもチョコレートでもなんでもいいのですが(あ、でもクスリはまずいか)、一度でも中毒と呼ばれる症状を引き起こしたことのある人にとって、この「あと一回」という言葉、他人事とは思えないんですよね。この作品でも何度もでてくるように「あと一回」は絶対に一回では終わらない、これ常識。作品は彼らが新しいスタートを切るところで終わってますが、その後ちゃんと中毒症状から抜け出せたのかちょっとだけ気になりますね。
*****作品データ*****
トレインスポッティング - TRAINSPOTTING(1996年/イギリス)
監督:ダニー・ボイル
出演:ユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ロバート・カーライル、ケリー・マクドナルド
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posted by クマ at 15:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



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