2006/07/27

『クロウ - 飛翔伝説』

突然押し入ってきた男達に恋人共々無残に殺されてしまったエリック。その後カラスの力を借りこの世に蘇ったエリックは彼らに復讐を始めるが…。

ジェームズ・オバー原作のアメコミを映画化した作品。1994年とちょっと古めの作品ではありますが、全く古さを感じさせない作品で驚きました。主人公エリックを演じるのはブルース・リーの息子ブランドン・リー。しかし残念なことにこの映画の撮影中に起こった発砲事故によって惜しくもこの世を去っています。彼の死後、残された未使用フィルムやデジタル合成を駆使して完成にこぎつけたとのこと。

みどころはなんといってもブランドン・リー。彼はこの作品で恋人を目の前で殺された無念さから復讐を誓う男性の役を演じたわけですが、一般的な復讐劇とは違って彼の演技からは激しい怒りというよりも決して癒えることない深い哀しみが感じられたところが非常に印象的でした。独特な存在感もあるし、もし彼が今も生きていたらきっと凄い俳優になっていただろうなって思いますね。

さらにカルト的人気を誇るアメコミが原作ってことだけあって、その確立された世界観はとても印象的。街全体がダークな雰囲気に彩られているところ(このあたりはちょっと前に見た『バットマンビギンズ』も良かったですが)や、悪役はどこまでも悪役に徹しているところなんかは非常に評価高いです。しかもそんなダークな雰囲気と対照的な少女の存在がまた印象的。エリックが少女のために彼女の母親を諭すエピソードとかも良かったですね。

ちなみにブランドンはこの作品で白塗り顔に黒い化粧を施した不気味な姿で登場するのですが、これがまたトラウマになりそうなほど気味悪いです。一応ピエロをイメージしているらしいんですが、個人的にはどうしてもマリリン・マンソンを思い出さずにはいられませんでしたね。
*****作品データ*****
クロウ - 飛翔伝説 - THE CROW(1994年/アメリカ)
監督:アレックス・プロヤス
原作:ジェームズ・オバー
出演:ブランドン・リー、アーニー・ハドソン、マイケル・ウィンコット、デヴィッド・パトリック・ケリー
  →この作品をAMAZONで確認

ブランドンの白塗り顔もかなり不気味でしたが、個人的にツボだったのはボスの妹役を演じるバイ・リンですね。彼女独特の妖しい雰囲気といいねっとりとした表情と動きといい、もう最高☆。ちなみに彼女、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」に出演していましたが、公開前に雑誌プレイボーイでオールヌードになったことがスピルバーグの逆鱗に触れたらしく、出演シーンをカットされてしまったというエピソードの持ち主です。最近では『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』などにも出演さてます(出番が少なくて残念でしたが)。彼女の怪しげなところが嫌いではないってかたはぜひチェックしてみてくださいね。

----------------------------------------------------------

6月に引き続きブログランキング強化月間続行中
楽しんでもらえましたらば1クリックお願いいたします♪ブログランキング
posted by クマ at 17:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



前後の記事へリンク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/21488075
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。