2005/02/23

心の支えは…『戦場のピアニスト』

本日の映画:戦場のピアニスト 
第二次世界大戦中、ナチスドイツの占領下で迫害を受けながらも奇跡的に生き延びた実在のユダヤ人ピアニスト・ウワディスワフ・シュピルマンの激動の人生を描いた作品。第55回カンヌ映画祭においてパルムドールを受賞。第75回アカデミー賞では主演のエイドリアン・ブロディが主演男優賞を監督のロマン・ポランスキーが監督賞を受賞。脚色賞も合わせて計3部門を受賞した作品。
第二次大戦中のポーランドが舞台。ドイツ軍のユダヤ人への迫害が横行し、罪もない人々がさしたる理由もなく次々と殺されていく。道に無造作に転がっている数々の死体。殺す方もその傍らで固唾をのんで見守っている人も一様にみな無表情だったのが印象的。人間というのはどんなに残虐な光景さえも時間と共に慣れていってしまうのかも知れないと感じた一面だった。
主役のピアニスト・シュピルマンを演じたエイドリアン・ブロディの演技はアカデミー賞でも賞を受賞したことでもわかるとおり、かなり迫真の演技だったと思う。特に最後に彼を助けたドイツ軍将校を前にピアノを弾くシーンは印象的。徐々に演奏へと集中していく姿にくぎ付けになってしまうほど。
しかしながら、作品の感想はというと、ただただ悲痛な戦争映画だったというのが正直なところ。あまりにも酷たらしい映像。人間たちの救いようの無い残虐性。生き延びた主人公の影で死んでいった多くの仲間たち。戦争はすべてを破壊するがなにも生み出さないということをあの廃墟と化した街並みを見て改めて痛感させられた映画でした。
残念ながら日本語の公式サイトはなくなってしまっていましたが、本家公式サイト(英語)を発見しましたので興味のある方はコチラからどうぞ。
posted by クマ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | ★★★☆☆



前後の記事へリンク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/2263364

戦場のピアニスト
Excerpt: 戦場のピアニスト(オフィシャル) ・監督   ロマン・ポランスキー ・脚本   ロナルド・ハーウッド ・CAST   エイドリアン・ブロディ       トーマス・クレッシュマン       フランク..
Weblog: ARIGaTO
Tracked: 2005-10-26 16:11
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。