2006/09/19

『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』

両親を火事で失ってしまったヴァイオレット、クラウス、サニーのボードレール3姉弟妹。孤児となった3人は遠縁のオラフ伯爵に引き取られることになる。しかし、彼の本当の目的が両親の莫大な遺産にあることを知った3人は…。

オープニングから「不幸」って言葉を連発し期待させてくれた割にはそんなに不幸じゃなかったね(笑)。いや、子供達にしてみたら十分過ぎるくらい不幸なんだろうけど(実際両親が亡くなってしまっている訳だし)、その後の展開がかなりヘンテコなのでうっかり忘れてしまいがち。作品自体サスペンスとコメディーとファンタジーをごちゃ混ぜにしたような感じなので、同情していいんだか笑い飛ばしていいんだかなんだか良くわかんなかったっていうのが正直なところ。いやいやジム・キャリーが出てるんだからきっと笑い飛ばすべき作品なんだと思うんだけど(笑)。

原作は手にしたことすらないのですが、公式サイトの情報によると「ニューヨーク・タイムズの児童書ベストセラーランキングで『ハリー・ポッター』を1位の座から引きずり降ろした最初のシリーズであり、それ以来のべ600週にわたって同ランキングに登場し続けている。」とのこと。うーん、結構有名な作品だったんですね。でも、残念ながらこの映画からはその面白さはあんまり伝わってこなかったように思うんだけど…。

とはいえ、作品の世界観はなかなか雰囲気出てて良かったかな。若干暗めのトーンでまとめられたチョイと不気味な映像といい、奇妙な形の家やヘンテコな名前の着いた場所の数々といい、かなり丁寧に作りこまれているっていうのは伝わってきましたね。特にジョセフィーンおばさんの家が可笑しかったです。高所恐怖症の私は絶対に住めないわ(笑)。

個人的にツボだったのは末っ子のサニー。何でも噛んでしまうというその噛み癖も面白かったんですが、毒吐きまくりのセリフがたまりませんでしたね。毒舌の赤ちゃんだなんて、なんてかわいいのかしら!あと長女のヴァイオレットの美少女ぶりもなかなか良かったし、メリル・ストリープのヘンテコキャラも面白かった。でも、欲を言うとジム・キャリーにはもっとハジけて欲しかったなぁ。
*****作品データ*****
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 - LEMONY SNICKET'S A SERIES OF UNFORTUNATE EVENTS(2004年/アメリカ)
監督:ブラッド・シルバーリング
原作:レモニー・スニケット
出演:ジム・キャリー、メリル・ストリープ、エミリー・ブラウニング、リーアム・エイケン、カラ・ホフマン、シェルビー・ホフマン
公式サイト:http://fushiawase.jp/
  →この作品をAMAZONで確認

あ、あと途中にダスティン・ホフマン似の人がチラリと写っってたんでもしやと思ってたらやっぱりご本人だったみたいですね。
posted by クマ at 16:11 | Comment(5) | TrackBack(4) | ★★☆☆☆



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この記事へのコメント
こんばんは!

>オープニングから「不幸」って言葉を連発し期待させてくれた割にはそんなに不幸じゃなかったね(笑)。

まったく同じ考えです!思わず「これはタイトルに偽りアリだろ?!」なんて思ってしまいましたよ(笑)美術など見所もあるんですが、一番重要なところで疑問符が浮かんでしまうのが難点でした。
Posted by ミツ at 2006年09月20日 21:19
見ました〜!ダスティンホフマン、よく気付きましたねえ。カラ・ホフマン、シェルビー・ホフマンってのは誰でしょう?親族とか?
明日あたりTBしまーす!
Posted by 映画のせかいマスター at 2006年09月21日 07:40
>ミツさん
ほんとほんと。かなり期待ハズレでした。
このタイトルとジム・キャリーと来たら期待しないほうが不思議でしょう(笑)。
凝りに凝った映像が素晴らしかっただけに、かなり残念でした。

>映画のせかいマスターさん
ダスティン・ホフマンはすぐに気がついたのですが、なぜかメリル・ストリープに気がつくまでかなりの時間がかかってたりして(笑)。ちょっとずれてますよね>私
IMDbによるとカラ・ホフマン、シェルビー・ホフマンは双子ちゃんらしいのですが、ダスティン・ホフマンとは無関係っぽいですね。
ということは、末っ子のサニーは二人で演じてたってこと?
Posted by クマ at 2006年09月21日 10:38
実は時々覗かせていただいていて、むかーし書き込んだような気もするのですが、すでに忘却の彼方なので、あらためまして…こんばんは、はじめまして。

「不幸」に関してはやっぱり両親が死ぬこと自体不幸でしたし、さらにその事件自体も…ただ、確かにほかにもいろいろと起こってしまうのと、彼らが意外と明るいところもあってか、忘れがちになるのは同感でした。
でも世界観がかなり変わっていて、先が読みにくかったところが好きなところになりました。

私も末っ子のサニーはお気に入りでした。
いい行動パターンでしたね。
役者さんは双子だったので、各場所によって演じる人が違っていたようです。
さらに映画なので仕方がありませんが、撮る順番がストーリーとは違っていて、クラウス役の(リアム・エイケン)は15センチも背がのびたので、場所によって。(^^;

トラックバックさせていただきました。
Posted by 白くじら at 2006年09月23日 22:27
白くじらさん こんばんは〜。
よくよく考えて見ると結構不幸だったんですよね、彼ら。
うっかり忘れて仕舞いがちではありますが(笑)。
リアムの話は知らなかったのでちょっとビックリです。
15センチっていったらかなり違ってますよね〜。
全然気がつかなかったです(笑)。
Posted by クマ at 2006年09月25日 11:58
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