2005/02/21

『サハラに舞う羽根』

本日の映画:サハラに舞う羽根 
ヒース・レジャー、ウェス・ベントリー、ケイト・ハドソン主演の歴史ドラマ。
19世紀末のロンドン。英国軍はエジプト遠征を決定。愛するエスネとの結婚を目前に幸せの絶頂にいたハリーは出兵直前、逃げるように除隊を決意する。そんなハリーの元にかつての仲間、そしてエスネから臆病者の印とされている白い羽根が送りつけられる。絶望の中姿を隠していたハリーは仲間の危機を耳にし、彼らを助けるため一人スーダンへと旅立つというお話。

決してできの悪い映画ではないのですが、いいたいことがイマイチ伝わってこない映画だなぁというのが正直な感想。この作品の鍵となる主人公ハリーの感情の移り変わりというのがほとんど伝わらないまま淡々とストーリーだけが進んでいくので、全ての行動に納得感がないまま見終わってしまったという感じ。さらに美しい風景と反比例するかのようなむき出しのエゴや残酷さが目立つので、見ていてあまり気分の良い映画ではないと思います。ハリーが感じていた『恐怖』はいったいなんだったのか?その『恐怖』を乗り越えてまで戦地に足を運ばせるものはなんだったのか?今なお消化不良気味。

唯一良かったと思えたのはハリーとアブーの友情。人種を超えて信頼しあう姿はなかなか良かったし、その点ではラストは“アリ”だと思います。むしろアブーが真の主役か?と思わせるような存在感ある演技も良かった。

原作はA・E・W・メイソンの『4枚の羽根』。とても高い評価を受けています。過去何度もこの原作を元に映画が作られてきたようなのですが他の作品の出来栄えはどうだったのでしょうか?こちらもチョット気になります。

歴史モノが好きな方やヒース・レジャーファンであれば楽しめるかもしれません。責任は取れませんが。
posted by クマ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★☆☆☆☆



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