2005/03/15

2人の刑事が連続殺人事件の犯人を追う 『殺人の追憶』

本日の映画:殺人の追憶 ★★☆☆☆ 
韓国で実際に起こった連続殺人事件を元に作成されたフィクション作品。地元警察のパク・トゥマン刑事とソウル市警から応援に来たソ・テユン刑事2人が組んで事件の真相を追うといったストーリー。パク・トゥマン刑事役をソン・ガンホ、ソ・テユン刑事役をキム・サンギョンが演じています。

韓国作品ってあんまり観ないんですがAMAZONのレビューで結構高い点数がついていたので興味本位で観てみました。が、結果は『ビ、微妙…』。決して面白くないわけではないのですが、コメディっぽいようなそれでいて超がつくほど真面目っぽいようなそんなどっちつかずの演技と雰囲気に最後まで乗りきれなかった…、というのが正直なところ。1986年韓国という時代背景についていけなかったのが敗因なのか、たまたま相性が合わなかったのかは良くわからないけれど、かなり消化不良気味。

この作品、なにがすごいって連れてきた容疑者に強引に自白を強要するシーンがかなり衝撃的。なんなんだこの刑事は!ホントにこんな取調べしてたの?!ってそんな感じ。殴るわ蹴るわ、生き埋めにしようとするわ、逆さ吊りにするわで、観ていてホントに気分が悪くなります。無理やり自白させてどうすんの!ってまさにそんな感じ。まぁ、作品中盤あたりからはソ・テユン刑事の影響で徐々に理にかなった捜査に変わっていくのですが、パク刑事の『俺の目を見ろ』というセリフに象徴される非科学的な捜査にはやっぱりついていけなかった。

とはいえ、まさに何でもありといった様相で捜査を行うパク刑事と理性的かつ論理的なソ刑事の2人のコントラストはなかなか面白かったと思います。作品終盤、2人の捜査方法が逆転し怒りに任せ容疑者を痛めつけるソ刑事をいつもは率先して手を下すパク刑事がとめるという展開もなかなか面白かった。さらに犯人の手がかりがひとつずつ明らかになっていくところは上手く出来ているなと思います。ラストシーンの女の子との会話や主人公の表情もしかり。
でもやっぱりオーバージェスチャー気味な演技にやや引き気味になってしまうのも真実。きっとこういう演出の仕方や雰囲気になじめたとしたらもっと楽しめたのかもしれないな、といまさらながら思います。

唯一この作品で『これは!』と思ったのは作品中何度も出てくるドロップキックシーン。いや、これには参りました。まじでスゴイ!
*****作品データ*****
殺人の追憶
MEMORIES OF MURDER(2003年/韓国)
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、キム・サンギョン、パク・ヘイル、キム・レハ
公式サイト:http://www.cqn.co.jp/mom/
  →この作品をAMAZONで確認
posted by クマ at 18:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★☆☆☆



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