2005/01/01

ターミナル

本日の映画:ターミナル ★★★☆☆ 
2005年の初映画は『ターミナル』。
スティーブン・スピールバーグ監督、トム・ハンクス主演のこの作品、他のお正月映画に比べるとチョット地味な作品なのですが個人的にはかなりオススメ。

クラコウジアという東ヨーロッパの小さな国からニューヨークにやってきたトム・ハンクス演じるビクター・ナボルスキー。祖国でクーデターが勃発したためパスポートが無効となり、アメリカへの入国を拒否される。国が消滅したため、アメリカとの国交も消滅。帰国も出来なくなった彼は空港警備局からターミナルの中で待つように指示をされ、空港内で生活を始めるというストーリ。

物語の印象からもっとシリアスな作品かと思っていたのですが、意外にコメディっぽい感じで軽い気持ちで鑑賞出来る作品でした。とにかくトム・ハンクスが面白い。キャラクター設定上作品序盤はほとんど英語が通じないのですが、そのリアクションがとにかく面白い。『Yes、Yes』と繰り返すあたり、あまり人事と笑ってばかりいられないのですが。その後もカートの回収をして稼いだ小銭でハンバーガーを買うところや入国係官の女性へ探りを入れるところなど、要所要所観客から笑いがこぼれます。色々な人たちと徐々に親しくなっていく感じは見ていてほのぼの。不幸を感じさせないキャラクターにとても癒されます。

ただちょっと残念だったのはキャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じるアメリアが最終的にもとの鞘に納まってしまったところ。別にラブストーリーを期待しているわけではないし、そうなったらとしたら結構興ざめだとは思うのですが、元鞘に戻る意味がどうしても分からない。それより良い友人で終わってくれたらアメリアのキャラもより引き立ったんじゃないかなぁと思うわけです。

とはいえ、全体的にほのぼのとしていて人間もそう悪いもんじゃないよね、と思わせてくれる作品だったので個人的にはかなり満足。今年も幸先よいスタートがきれました。

****作品データ*****
THE TERMINAL(2004年/アメリカ)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ
公式サイト:http://www.terminal-movie.jp/
posted by クマ at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(2) | ★★★☆☆



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この記事へのコメント
ほのぼのしていて気持ちのいい作品でしたね。
アメリアはまた違った「待つ」の表現でああなったのかな〜なんて思いました。
年齢と続けてきた状況的にけっこう現実的な展開だと思いましたが、他のストーリーが心温まるものだっただけに彼女のストーリーがシュールに終わったのにはちょっとビックリしました。
Posted by rappiko at 2005年06月20日 10:56
rappikoさん こんにちは。
地味だけど、結構いい作品ですよんね。
特にあのわけ分からんクラコウジア語がお気に入りです。

>アメリアはまた違った「待つ」の表現で・・・
なるほど!そういった捕らえ方もありますね。確かに彼女の役はひたすら待つ女ですものね。
コメント書いてたら、もう一度観たくなってきちゃいました(笑)。
Posted by クマ at 2005年06月21日 11:39
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『ターミナル』
Excerpt: ユーモアもあり、ちょっとほろりとさせられ、前に進めない女性の気持ちをやるせない思いで観ながら、今日一日をすっきり終わらせてくれた映画です。ただ、大きな感動があるとか、トム・ハンクスの演技力が光ってると..
Weblog: Rappikoの映画生活
Tracked: 2005-06-20 10:51

『ターミナル』
Excerpt: ■監督 スティーブン・スピルバーグ ■脚本 サーシャ・ガバジ、ジェフ・ナサンソン ■キャスト トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ  “彼は空港(そこ)で待ち続けた。約束を果たすために・・・..
Weblog: 京の昼寝〜♪
Tracked: 2005-06-21 22:19