2006/10/18

『ザ・インターネット』

大企業からの請負で自宅でバグ取りの仕事をするアンジェラ。久しぶりの休暇旅行の出発前日、会社の友人から一枚のディスクが届き、解析を依頼される。翌日会うことを約束したものの友人は現れずアンジェラは旅行へと旅立つのだが…。

本日の作品は『ザ・インターネット』。一枚のディスクがきっかけで大掛かりな組織犯罪に巻き込まれ、自分のアイデンティティを全て消し去られてしまうという危機に直面する女性の姿を描いた作品。タイトル通りこの作品ではインターネットが重要なポイントです。1995年とちょっとばかし古いものの、全体的な雰囲気や設定なんかは今でも十分通用するんじゃないかな。公開当時よりインターネットが普及した今だからこそこの作品の持つ怖さっていうのが良くわかるような気もしますね。

主演はサンドラ・ブロック。今で言う引きこもりタイプの女性を演じているんですが、なんかやけにハマってましたね。この作品が作られた当時はまさかこんなに引きこもりが大量発生するとは夢にも思わなかったでしょう(笑)。画面に映し出される主人公アンジェラの生活はまさに引きこもりそのもの。住む場所と電話線とクレジットカードさえあれば、人間って生きていけるんだなぁってつくづく感じましたね。いや、私には無理ですけど(笑)。

この作品の怖いところは自分を証明するものの多くがデータという形で存在し、そのほとんどが改ざんされる危険性をはらんでいるという事実を浮き彫りにしているところ。まぁ現実にはあそこまで身分を証明するモノ・人に恵まれないなんてことありえないわけだけど、いきなり自分が別人になってたらそりゃビックリするでしょう。しかも海外だし。そこで炸裂するのが彼女お得意のマシンガントークですよ。しかもカミカミの。他の作品にも増してアフアフしてるもんだから、まぁちょっと落ち着けって感じです(笑)。

そして、この作品の一番面白いところは一番最初の何気ない行動が逆転ホームランに化けるってところでしょうね。サスペンス映画の王道といえばそうなんだけど、やっぱり最後に大逆転!っていう展開は爽快感があります。ちなみに続編もあるようなんですが、こちらのAMAZONでの評価はなんと☆1つ(そもそもレビューが一件しかないんだけどね)!違う意味ですっごく興味そそられるわー(笑)。
*****作品データ*****
ザ・インターネット - THE NET (1995年/アメリカ)
監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:サンドラ・ブロック、ジェレミー・ノーサム、デニス・ミラー、ダイアン・ベイカー
  →この作品をAMAZONで確認

posted by クマ at 16:46 | Comment(3) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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この記事へのコメント
お邪魔します。
自分を証明するものがない!!なんて。。
サンドラ・ブロックは、いつ見ても私には
田舎の気のいいお姉さんみたいに見えて。
この役もよく合っていたし、考えたら 誰も知らない外国になんて怖くていけないわ!!

今や、個人情報ダダ漏れの世の中、こんな映画のような状況に陥らないように、家に
ずっと居ときます。。。無理やわ^〇^
Posted by プチローズ at 2006年10月19日 00:29
>一番最初の何気ない行動が逆転ホームランに化けるってところでしょうね

随分前に観たのですが、ラスト近くで、サンドラが何かのファイルをダウンロードしたのを覚えてます。それが逆転ホームランだったんですね。

作品データで、監督が「海辺の家」のウィンクラーだったのを知りました。
Posted by 十瑠 at 2006年10月19日 07:58
>プチローズさん
たしかに“気のいいお姉さん”って雰囲気ですよね>サンドラ・ブロック
この前見た『イルマーレ』のインタビューもかなり気さくな感じでしたよ♪親近感湧いちゃった。
>個人情報ダダ漏れの世の中、こんな映画のような状況に陥らないように
ほんと、他人事じゃないですよね〜。私もどちらかというと引きこもりがちなので気をつけなくっちゃ(笑)

>十瑠さん
一番最初にサンドラが駆除・捕獲したウィルスファイルですよ〜。
キーワードは「Esc」キー!なかなか上手い演出ですよね。
>作品データで、監督が「海辺の家」のウィンクラーだったのを知りました
おっと!私も十瑠さんのコメント見て初めて気がつきました!って、かなり遅すぎ(笑)。
しかし、こうも作風が違うと気がつかないもんですね〜。
Posted by クマ at 2006年10月19日 15:22
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