2006/10/19

『マザー・テレサ』

カトリックの修道院で教鞭をふるっていたマザー・テレサはある日神の声を聞く。その後彼女は修道院を飛び出し、スラム街で貧しい人たちと共に暮らしながら助けを求める人々に手を差し伸べ続けるのだが…。

本日の作品は『マザー・テレサ』。タイトル通り、「神の愛の宣教者会」を創設し、生涯にわたって貧しい人々達のために文字通り身を粉にして活動を行ってきた偉人マザー・テレサの半生を描いた作品です。2003年に劇場公開された作品ですが、今回は先日WOWOWで放送していた劇場公開版に未公開シーンを追加した完全版を鑑賞。前後編あわせて約3時間という長さにも関わらず最初から最後まで画面に釘付け。非常に満足度の高い作品でした。皆様もご覧になる際は通常版ではなく是非リンク先のスペシャル版をどうぞ!

この作品のみどころはなんといってもマザー・テレサの人柄をうかがわせるエピソード数々ですよね。道端で倒れている男性と出会う冒頭のシーンをはじめとするマザー・テレサの慈愛に富んだ行動は、見る者全てに勇気と感動を与えてくれると思います。心温まるエピソードが満載で思わず涙ぐんでしまうシーンも数多くありました。中でも彼女が身にまとっている白と水色のサリーの誕生シーンなんかはじぃーんときてしまいましたね。

さらにそんなマザー・テレサを演じるオリビア・ハッセーの演技にも注目。信仰心の篤さと意志の強さを感じさせる彼女の真っ直ぐな視線がとても印象的。周囲に何を言われようとも決して考え方を曲げず、神に対しても周囲の人間に対しても常に真摯な態度であり続ける彼女の姿は本人がのりうつったんじゃないかと思うくらいリアリティがありました。

特に印象的だったのは、キリスト教以外の人たちにも同じように救いの手を差し伸べたというところ。キリスト教は結構排他的な宗教だと個人的に思いこんでいたので、わけ隔てなく(改宗を強要することもなく)人々と接する彼女の姿には非常に心打たれました。真の救いとはこういうものなんだなって改めて考えさせられました。
*****作品データ*****
マザー・テレサ - (2003年/イタリア・イギリス)
監督:ファブリツィオ・コスタ
出演:オリヴィア・ハッセー、セバスチャーノ・ソマ、ミハエル・メンドル、ラウラ・モランテ、イングリッド・ルビオ
   エミリー・ハミルトン
公式サイト:http://www.motherteresa.jp/index2.html
  →この作品をAMAZONで確認

posted by クマ at 16:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★★☆



前後の記事へリンク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL