エリート大学生夜神月のもとに現われた一冊のノート。『DEATH NOTE』と書かれたそのノートには“このノートに名前を書かれた人間は死ぬ”という一文が。彼は冗談半分に誘拐殺人犯の名前を書き記すのだが、その後犯人が死亡したというニュースを聞き、『DEATH NOTE』が本物であると確信する。本日の作品は『DEATH NOTE デスノート 前編』。原作・アニメとも全くの未見です。ちなみに鑑賞前にこの作品について知っている内容としては「ノートに名前を書かれた者は死ぬ」っていうことぐらい。根が天の邪鬼なもので、世間一般が騒げば騒ぐほどその作品に対する興味が失せていってしまうんですよね(笑)。まぁ今回はDVDが発売される前(しかも劇場公開から6ヶ月後)というあり得ないくらいのスピードでの地上波初登場ってことなんで、とりあえず鑑賞してみました。
まず第一に感じたのは、DETH NOTEといえども万能ではなくて結構色々な制約があるんだなーってところ。その制約が良い感じで足かせになっていて物語に振れ幅を持たせているってところはなかなか面白いなって思いましたね。偽名を使ったシーンとか「お、敵もなかなかやるなー」とかって思いましたし。
ただちょっと気になったのは主人公も彼を追う人達も感が良すぎるというか、ちょっとご都合主義っぽい演出が多かったってところかなぁ。例えば主人公がいとも簡単にデスノートを使いこなしてしまうっていうところ。この辺にちょとした違和感を感じるんですよね。なぜ彼はそんなに簡単に人を殺せるのだろう?たとえそれが凶悪犯だったり死刑囚だったとしても自分のとった行動で人一人の命を終わらせてしまうわけだからもう少し感情の起伏ってものがあっても良いんでは?とどうしても考えてしまうわけだけど。
それに主人公を追うLはなんであんな風に「名前と顔が一致しないと殺せない」とか「殺すタイミングを自由に操れる」とか簡単に結論付けられちゃうのかしら。非凡な頭脳と直感を持っているっていうのは良くわかるんだけど、結構強引な展開が多かっただっただけにどうしても上手く消化出来なかったように思います。
逆に面白いなって思ったのは、Lのキャラクター。登場シーンの指鉄砲シーンを観たときは正直大丈夫かいなって思いましたが、その後の展開を観て、これはなかなか良いじゃないのって感心させられました。特に延々お菓子を食べ続けるところとか良い味出てましたね。あのお菓子の串刺しも面白かったし。
後編は昨日(11/3)から劇場公開がスタートしたみたいだけど、私はたぶん行かないだろうなぁ。むしろ映画っていうより原作が読みたいって感じですね。きっと上に書いた幾つかの不満点は原作を読むことでキレイさっぱり解決するんだろうし。あと夜中に放送しているアニメ版デスノートはどんな出来映えなんでしょう。ご覧になっている方いらっしゃったら感想をお聞かせくださいませ。
*****作品データ*****
DEATH NOTE デスノート 前編 - DEATH NOTE (2006年/日本)
監督:金子修介
原作:大場つぐみ
出演:藤原竜也、松山ケンイチ、瀬戸朝香、香椎由宇、細川茂樹、中村獅童
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/



