2006/11/05

『マルセイユ・ヴァイス』

叔父の世話になりながら小物の悪党相手に小金を稼ぐ悪徳警官マックス。ある日パリから彼の相棒としてカルロスという刑事が赴任してくるのだが、マックスとは正反対の堅物男で融通の利かないカルロスに対しマックスは不満を隠しきれずにいた…。

本日の作品はマイアミ・バイスを意識していることがモロバレなフランス発の刑事ドラマ『マルセイユ・ヴァイス』。全体的にゆるゆるとした古典的でベタな展開が続くので結構前の作品なのかと思ったら、意外にも2003年と最近の作品でちょっとビックリ。しかもこの作品、登場人物が悪い奴ばっかりでまともな奴は一人も出てこないという刑事ドラマとしてはかなり異質な内容です(笑)。刑事のクセに署長以下全員が大なり小なり悪に手を染めてるっていうんだから真面目に観てるこっちも思わず苦笑してしまいますよね。

マルセイユを舞台にした刑事ドラマとのこと。フランス映画だからなのかこの監督の趣味なのかは解りませんが、刑事ドラマというジャンルにしてはかなり地味な作品です。一応カーチェイスや銃撃シーンなんかもあったりするのですが、ハリウッド作品なんかに比べるとかなり控えめですよね。車の爆発炎上シーンとかもあるんだけど、不思議とあんまりインパクトを感じないし。何でだろう(笑)。

見どころはなんといってもコンビを組み事件を捜査するカルロスとマックスの凸凹ぶり。冒頭カルロスは正義の味方的な描かれ方がされていたのでこれはもしや単独捜査という流れか?と思いきや、実際はマックスなんかよりもよっぽど腹黒でしたたかな奴だったというオチにはかなり脱力させられました。まさに予想外の展開。つかみんなクロかよ(笑)。

個人的にはこういう腑抜けた作品もそれ程嫌いではないのでそこそこ楽しめちゃったんですけど、ちまたの評価はかなり悪いみたいでちょっと笑ってしまいました。ちなみにこの作品の主人公二人のダメ男とキレ男というコンビを観ていて思い出したのは『TAXi』シリーズのあの凸凹コンビ。まぁ派手さでは足下にも及びませんが、雰囲気的にはあんな感じです。そういえば『TAXi』もフランス映画だよね。フランスはこの手のストーリーが好きなのかしら?
*****作品データ*****
マルセイユ・ヴァイス - GOMEZ & TAVARES(2003年/フランス)
監督:ジル・パケ=ブランネール
出演:ストーミー・バグジー、ティトフ、エロディー・ナヴァール、ジャン・ヤンヌ、ノエミ・ルノワール
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posted by クマ at 15:06 | Comment(4) | TrackBack(0) | ★★☆☆☆



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この記事へのコメント
こんにちは**
アホみたいな作品ですか??

私、フランス映画のコメディー好きです(笑)
TAXiのドタバタぶりもとってもええです!
大体、フランス語のまくしたての響きは
英語にない独特の面白さがありますよぉ♪

クマさん、‘現金に体を張れ’なかったわ++ 残念でした;TдT;
Posted by プチローズ at 2006年11月06日 14:56
プチローズさん こんにちは。
コメディ映画ってのとはちょっと違うかな>この作品
でも『TAXi』が好きなら結構楽しめるんじゃないかと思いますよ。
個人的にはハリウッド映画に見飽きた時に観ると良いのでは?と思います。

『現金に体を張れ』、無かったんですか〜。それは残念!
私はNHK BSでの放送を鑑賞したのですが、もしかしたら再放送あるかもですよ。
Posted by クマ at 2006年11月06日 16:55
こんにちは。
マックスが乗っているシルバーのオープンカーの名前ってわかりますか?
ワーゲンっぽくもみえるのですが・・・
Posted by TATSU at 2008年09月14日 16:34
TATSUさん はじめまして。
お返事遅くなってゴメンナサイね。
ご質問のあったマックスの車の件ですが、残念ながら記憶が定かでないです〜。
たしかにワーゲンっぽかったような気もするのですが・・・。
お力になれなくてゴメンナサイm(_ _)m
Posted by クマ at 2008年09月20日 12:19
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