2005/03/31

2回目の鑑賞 『めぐりあう時間たち』

本日の映画:めぐりあう時間たち ★★★★★ 
昨年10月11日のレビューに続き2回目の再見。前回の理解度が40%としたら今回は60%といったところでしょうか。ジュリアン・ムーア演じるローラのエピソードとメリル・ストリープ演じるクラリッサのエピソードの接点が明確に理解できたおかげでローラ・リチャード・クラリッサの3人の感情の起伏がすんなり入ってきた、といった感じ。ただし、3人の関係が明確になったおかげで今度はニコール・キッドマン演じるバージニアが書いた『ダロウェイ夫人』が彼らにどのように影響を及ぼしているのかが解らないという問題が浮き彫りになってしまった。やっぱり『ダロウェイ夫人』は読んでおくべきだった。

前回見たときに一番共感できたのはローラだったのですが、どうも今回はクラリッサに感情移入しながら鑑賞していた模様。どうやら思うように仕事が進まない自分を一人あわただしくパーティーの準備をするクラリッサの姿に投影していたらしいく、強気な彼女が思わず涙してしまうシーンなどはあまりにも痛々しくておもわずつられて涙してしまいました。
もちろんクラリッサ以外のローラ、そしてヴァージニアについても理解が増した分だけその哀しい選択に心揺さぶられるといった感じ。うっかりするとつられてこちらも情緒不安定になりそうな、そんな危うさを感じるわけですよ。この作品は。

ところで、映画では登場のシーンから既にヤバそうな雰囲気のローラですが、AMAZONのレビューに映画では一切触れらていない原因のようなものが原作本では詳しく描かれているという一文を発見しました。最初にこの作品を観た時から『ダロウェイ夫人』は気になっていたのでいつか読もうとは思っていたのですが、こんなレビューを発見するとどうしても原作本のほうも読んでみたいという好奇心にかき立てられます。う〜ん、時間が足りない。どうしよう。
とまぁ、鑑賞2回目にして既にどっぷりはまってしまったことですし、今後も何度も見直したくなりそうな気配もするしということで、そろそろDVDを購入したほうがよさそうだなぁって思ってます。
posted by クマ at 16:16 | Comment(0) | TrackBack(1) | ★★★★★



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めぐりあう時間たち
Excerpt: 1923年イギリス、作家のヴァージニア・ウルフは病気療養のため、夫と共にロンドン郊外のリッチモンドに移り住み、「ダロウェイ夫人」を執筆中だった。1951年ロサンジェルス、「ダロウェイ夫人」を愛読するロ..
Weblog: 映画備忘録 by Movie-Goer.net
Tracked: 2010-10-29 23:16
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