2004/12/10

深作欣二監督遺作 『バトル・ロワイアル II 鎮魂歌(レクイエム)』

本日の映画:バトル・ロワイアル II 鎮魂歌(レクイエム) ★☆☆☆☆ 
……………うーん(滝汗)。
前作も決して傑作だったわけではないのですが、続編はもう救いようのない状態。シリーズ一作目があれだけ社会問題になったわりには、このシリーズ2作目では故深作欣二監督と引続きメガホンを取った息子の深作健太氏に関するニュースしか取り上げられなかったという理由がなんとなく分かったような気がする。一作目を劇場で見て激しく後悔したという経験から、もともとこの作品にはあまり期待はしていませんでしたが。

今回のストーリーは前作での死闘から生還しテロリストとなった七原秋也(藤原竜也)を暗殺すべく、新たなBR法IIのもと中学生42名が選ばれる。孤島に立てこもる七原秋也とテロリスト達と選ばれた42名が戦闘を繰り広げるといった内容。生き残った七原秋也がテロリストになっているっていう設定自体かなり無理があると思うのですが、それ以外にも突っ込みどころは満載。第一に、この作品は誰が主人公で何を言いたいのかさっぱり伝わってこないという点。大人に復讐したいのか、それとも戦争を止めさせたいのか。作品の核となる部分がかなり曖昧。そんな中たくさんの登場人物が出てきては死んでいくので、作品の真意を汲み取るのはかなり困難な状況。単にバイオレンス映画として割り切るにしても、戦闘シーンも恐ろしくお粗末。特殊部隊はそんなに弱くないし、そんだけ撃ってりゃ普通弾切れしますよ。いくらマシンガンでも。あと、『あの国』がミサイル攻撃したきたっていう設定もかなり辛い。こんな弱小テロリスト集団ではそもそも問題視されなさそう。ところで『あの国』ってどの国ですか(笑)?

そして最大の突っ込みどころといえば、教師役の竹内力。前回は北野武が演じた教師役ですが、今回は彼が怪演しております。目つきがかなり不気味でなかなかいいんじゃない?と思っていたら、なぜか終盤ではラガーマンになってるし。言っていることはかなりまともなのですが、その格好、止めてくださいよー。

とまぁ、かいつまんでみてもこれだけ突っ込み所が溢れているわけなので、そういったスタンスでご覧いただければかなり楽しめる作品ではないかと思います。キャスティングが違っていたらもっと違った作品になっていたかもしれないな、とは思いますけどね。
公式サイトはコチラ。劇中キタノシオリが開いていたホームページと同じデザイン。なかなか面白い演出です。
posted by クマ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | ★☆☆☆☆



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Tracked: 2005-11-23 10:22