
孤独な大人と孤独な少年の奇妙な関係
本日の映画は『アバウト・ア・ボーイ』。なんか、予想以上にいい映画だった。鑑賞後、すっごく親友に会いたくなってしまった。仲間っていいよね、と改めて思わされる作品。
ヒュー・グラント主演のヒューマンドラマです。女好きでいい加減な38歳独身男のウィル(ヒュー・グラント)とちょっと変わっている母親と二人暮しをしている12歳の少年マーカスがひょんなことから知り合いになり、次第に絆を深めていくというストーリー。ヒュー・グラント主演ということでもっと恋愛色の強い作品かと思いきや、他人への信頼や思いやりといった内容がメインになっていてちょっと意外でした。
ウィルは気ままな生活をしているせいもあって結構自分勝手なのですが、マーカスも子供独特の身勝手さ(というよりそこまで気が回らないってだけなんだけどね)でウィルを翻弄します。完全に少年のペースに巻き込まれます。この少年、ちょっとおばさんっぽい雰囲気なんですが、なかなかいい味出してます。一緒に暮らしている母親がかなりの変人(オーガニックマニアというか超自然派というか)でおまけに重度の情緒不安定だったりするせいか少年はいつも孤独で話し相手がいません。フィクションとはわかっていてもちょっと不憫ですね。そんな中出会ったウィルとだんだんと打ち解けていくわけですが、そのシーンがとってもいいんです。なんていうか穏やかに見ていられるっていう感じ。ただ単に一緒にテレビを見ているだけなんですけどね。
鑑賞後は、人生には恋人や旦那さんのようなパートナーも勿論必要だけど、一緒に笑ったり泣いたりできる仲間も大事だよね、と改めて思いました。年末のあわただしい時で気が急いていただけに、なんだか癒された思いがした映画でした。人間不信に陥りそうになった時には是非ご覧下さいませ。きっと癒されますよ。
公式サイトはコチラからどうぞ。二人が並んでテレビを見ていたウィルの部屋が見れます。かなりオモシロイ!



