2004/11/19

切なすぎるラブ・ストーリー 『花様年華』

本日の映画:花様年華 ★★★★★ 
現在公開中の『2046』の伏線といわれている作品。友人が『2046』を大絶賛するので、いつでも見に行けるようにとの意味を込めて予習をしておこうかと。

主演はトニー・レオン、マギー・チャン。詩の様な映像とストーリー。セリフも必要最低限しかないので、とても静かな映画でした。その分音楽が効果的に使われています。主演の二人も感情の起伏もほとんどなく(一度マギー・チャンがお風呂で泣いていたくらい)、ただ淡々と映像が移り変わっていくというような作品。あまりにも静かすぎて体育会系の方はイライラするかも。

時代設定が1962年で香港が舞台ということもあり、全体的にノスタルジックで退廃的な雰囲気。登場人物もクラシカルないでたちでなかなか良かったと思います。ウォン・カーウァイの作品自体初めてだったのですが、なんていうか色使い(特に赤色)が独特ですね。
こういった一昔前の時代を映像化したような作品をみるたびに、服装といいヘアスタイルといい、話し方、歩き方、そういったしぐさのひとつひとつがとても上品だなぁといつも感じます。けして華美に着飾っているわけではないのですが、華がありますよね。大声出したり、馬鹿笑いしたりしている自分としては、いつも反省させられます。もっと自分の身なりやしぐさ一つ一つに気を配るべきだって。

この作品でもうひとつ印象的だったのがトニー・レオンの喫煙姿。この作品、タバコを吸うシーンがすごくたくさん出てきます。タバコを取り出し、火を付ける。紫煙が立ち昇る。この一連の流れが要所要所で繰り返されるのですが、セリフを聞くよりもその時々の感情が如実に現れていてすごく面白かったです。
見終わった今、ものすごくタバコが吸いたいです。
*****作品データ*****
花様年華
花様年華/IN THE MOOD FOR LOVE(2000年/香港)
監督・脚本・製作:ウォン・カーウァイ
出演:トニー・レオン、マギー・チャン
公式サイト:http://www.wkw-inthemoodforlove.com/
  →この作品をAMAZONで確認
posted by クマ at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(1) | ★★★★★



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この記事へのコメント
はじめまして!ふぁっちゃいんと申します。TB&コメントありがとうございました。
私もTBさせていただきました。

「花様年華」本当にステキでしたね。そうかあ、タバコの持つ意味には気づきませんでした。(マギー・チャンばかり注目していたので^^)
今度見るときは、ぜひトニー・レオンの仕草にも注意したいと思います。
Posted by ふぁっちゃいん at 2005年10月20日 10:25
ふぁっちゃいんさん はじめまして。
この作品を観た時にちょうど禁煙を始めたので、余計に気になったんですよね。あぁ、おいしそう…って感じで。
トニー・レオンがすごくけだるそうにタバコを燻らせる姿がとても印象に残ってます。もちろんマギー・チャンの艶やかなチャイナ・ドレス姿も!
私にとっては何度観ても飽きない数少ない作品です。
Posted by クマ at 2005年10月21日 16:31
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また「花様年華」
Excerpt: 「花様年華」と「2046」を録画したのですが うまく入ってるかな、と思って、見始めたらもうダメ。 最後まで見てしまいました。 以前図書館から借りたビデオで見て、その官能に酔いしれたの..
Weblog: 読書映画日記
Tracked: 2005-10-20 10:18