2013/07/12

『ヘルター・スケルター』

ヘルター・スケルター」 ★★★☆☆
(2012年/日本)
監督:蜷川実花
出演:沢尻エリカ、大森南朋、寺島しのぶ、綾野剛
   水原希子、新井浩文、鈴木杏、寺島進
   哀川翔、窪塚洋介、原田美枝子、桃井かおり
公式サイト:http://hs-movie.com/

岡崎京子原作の同名漫画を、蜷川実花監督が沢尻エリカを主演に据えて映画化した話題作。原作は残念ながら未見。当時、問題発言でホカされ、離婚問題で世間を賑わしていた沢尻エリカにふさわしく、スキャンダラスな内容にスキャンダル女優という、これ以上はないくらいのキャスティング。これで話題にならないわけないねー。

全身に美容整形を施し、芸能界の頂点に登りつめたモデル・リリコが心身ともにバランスを失って堕ちていく、という内容。頂点を極めたものはあとは堕ちるのみというありがちな内容なので、その堕ち方が最大の見どころなのは言うまでもない。結果から言うと、まぁ想定内というか予想通りというか、こんなもんかな?といったところで、新鮮味はないけれども特に不満もなく、これはこれでありだと思いました。

キャラクターのデフォルメが効きすぎて、感情のゆらぎ(葛藤)みたいなものが感じられない点は非常に残念でした。ただし、つまらないかと聞かれると、そうでもない、というのが正直なところ。ワイドショーや女性週刊誌を見ているような下世話な面白さがこの作品にはありまして、そしてたいていの女性は虚飾とその崩壊劇が好きなので、その点では結構楽しめるんではないかと。他人の不幸は蜜の味。堕ちるならとことん堕ちろ!とみんな思ってるでしょ?

ちなみに、、この作品で一番印象に残ったのは、すっぴん顔の沢尻エリカ。文字通り体を張ってキワドイシーンを「これでもか!」と演じているし、演出は過剰なくらいにエロい。話題になりそうなシーンは文字通り山ほどあるのですが、バリバリのメイク顔の時には何を見せられても「良くやるなー」位にしか思わなかったのが、化粧気のないあの童顔を目の当たりにすると、罪悪感というか背徳的というか、なんだか後ろめたさを感じてしまうから不思議。あと、鼻の頭が赤くなった彼女の顔がとてもかわいかったので、これから見る人は是非チェックしてみてください。あと、意外に新井浩文がいい味出してたと思うので、そちらもあわせてどうぞ。

しかし、大森南朋の「タイガーリリイ」という呼び方はどうにかならんかったもんか。最後まで馴染めなかった…。

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posted by クマ at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★★★☆☆



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