2007/04/10

『ラストデイズ』

人気ロックアーティストのブレイクは一人森の中で野宿し、翌朝森の中にひっそりと立つ廃屋のような自分の別荘に辿り着く。彼を取り巻く人々が右往左往する中、別荘に篭ったブレイクはただ一人孤独の中に取り残されていた…。

本日の作品は『ラストデイズ』。伝説のロックバンド“ニルヴァーナ”のカート・コバーンの死から着想を得て作られた作品。個人的には馴染みの薄いバンドなだけにあんまりピンとこなかったんだけど、「伝説のロックアーティストの最期の2日間」というキャッチに惹かれて観て見ることに。監督が『エレファント』のガス・ヴァン・サントっていうのも個人的には気になるところですね。

で、観終わった感想はというとー…正直、かなり微妙。面白いか面白くないか聞かれたら、間違いなく「面白くない」って答えちゃうだろうなぁ。実際作品後半は眠気との戦いだったし。そもそもこの状況ではフランク自身が孤独を望んでいるんだかいないんだかが良く解らないし、彼をそこまで追い込んでしまった原因自体がサッパリ見当もつかないわけだからこちらとしてはもうどうしようもないですね。ただ「天才肌ゆえ」とか「芸術家気質」とかで片付けられてしまっているんだとしたらかなりガッカリですな。

ちなみにこれ、カート・コバーンという人物に対してある程度理解があった場合見方が変わる可能性があるんでしょうか?インスパイアされて作った作品ってことなので自伝作品とは一線を画していると勝手に思い込んでたんですけどね。(毎度のことながら事前準備が足りないせいで満足度が低くなるのは自己責任ってことで)

とはいえやはりガス・ヴァン・サント作品。映像は素晴らしく綺麗でしたね。特に冒頭から画面いっぱいに映し出される緑の濃淡。ホント美しいです。さらに音を必要最低限に絞ることで一つ一つの音が効果的に響いてくるところもお見事。これらに加えて死を覚悟するほどの孤独っていうものが肌で感じられたらいうことは無かったんだけどなぁ。

とりあえず気が向いたらニルヴァーナの音楽、聴いてみまーす。
*****作品データ*****
ラストデイズ - LAST DAYS(2005年/アメリカ)
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:マイケル・ピット、ルーカス・ハース、アーシア・アルジェント、キム・ゴードン、ハーモニー・コリン
公式サイト:http://www.elephant-picture.jp/lastdays/
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posted by クマ at 21:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★☆☆☆☆



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